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FreeBSD 4.3R on TP230Cs

前置き

またジャンクノート PC を入手。例によってジャンク品なので店頭では状態の表示も一切なし。 FDD も無いけど AC アダプタは付いていて中古ACアダプタ単体だけを買うの値段くらい。 230cs は基本仕様が CPU:386sx33MHz/memory:4M/HDD:260M で、そのままでは DOS/Win3.1 がいいところ。 今更 Win3.1 もナニなのでシリアル端末にでも使うことができれば良しといったところ。 それもだめなら AC アダプタを他に使って ... あとは使えそうな部品はあまり無さそう。

自宅に持ち帰って電源を投入するとしっかり Windows95 が立ち上がった。これにまずビックリ。 こうしたジャンクな PC は OS が入っていなくて当然。HDD すら入っていないことも珍しくない。 プロパティをみるとなんと memory:20M、HDD:1.2G。 でもって更によく調べると CPU まで換装されているらしい。 恐らく AMD5x86-133MHz-PR75。つまり目いっぱいアップグレードされているのだ。 よくみると裏には改造ショップのシールが貼ってある。 これは儲けもの。ADSL 用の PPPoE ルータ兼ファイアウォールに十分使えそう。

下準備・DOS/BIOS 編

ちょっと触ってみると、やはりひとつふたつ問題が。 LCD を閉じると有無を言わせずサスペンド状態になってしまい、ファンクションキーによる LCD オフもできない。 設定変更は F1 キー押下による Easy Config ユーティリティでは設定できなくて DOS/Win 用の BIOS 設定ユーティリティでおこなう必要がある。 OS が入っているのに、設定ユーティリティが入っていないというのは、前オーナーも難儀なことであったろう。 IBM のダウンロードサイトは歴代の ThinkPad のドライバや BIOS 設定ユーティリティが揃っているのだが、 この 230Cs 用のものだけ見当たらない。うーん、どうしたものか。

後日、OS/2 Warp 用として配布されているユーティリティに Windows 用のものが入っていることを発見。

    http://www-6.ibm.com/jp/pspj/os2ddpak/systems/ibmj_tp/tp230cs.html

TP560 のほうでも書いたように、BIOS 設定の都合上、FreeBSD で使うにしても DOS/Windows 環境を残しておくのがベターだ。 フォーマットやパーティション分割、マルチブートについては TP560 のページを参照されたし。 また、この TP230Cs はサスペンド状態でないとバッテリに充電が行なわれないので注意。

FreeBSD 4.3R のインストール

すでに 4.5 もリリースされようかというのに 4.3R を選んでいるのは 4.4R で PCMCIA 周りのトラブルを聞いているから。 無理に最新版を追う趣味はない。 インストール は TP560 と同様に FD ブート、ネットワークインストール。 FDD は TP560 用のものが使用できる筈なのだが、手元のものはケーブルが非純正品であるためか使用できなかったので、 ちょいと別のものを調達して使用したが、特に気を付けることはない。

XFree86 3.3.6

TP230Cs では SVGA が使えるのだが、そのままでは画面が流れたり、ちらつきが出たりする。 これについては /etc/XF86Config の設定では解決できず、ソースコードに手を入れる必要がある。

  Takeshi さんの FreeBSD on ThinkPad 230Cs ページ
  http://www-goto.iq.nanzan-u.ac.jp/goto-lab/grad/takeshi/tp230.html

パッチの方法については紹介したページに書かれているので、それに補足しておく。

  /etc/XF86Config のサンプル

今回は TP560 の時とは異なり Mouse Daemon を使用していない。 外部ディプレイ用の設定も書いていない割にゴミがいろいろ残っている。

後書き

ついでに emacs やら一通りいつものデスクトップ環境(これについてもいつか紹介したい)も入れてしまったが、 ホントは昨今流行の One FD システムにしてみたいところ。


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last updated on 2002.01.24 since 2001.11.24
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