Mon 07/05, 2004

田中宇の国際ニュース解説 [Misc. ]

田中宇の国際ニュース解説」は私が今更紹介するまでもなく有名なニュース解説サイトであるが、その最新記事「狂牛病とアメリカ」の中でちょっと興味深い言説があったので取り上げてみる。この記事中で狂牛病関連のみならずイラク侵攻など、自国の経済にマイナスになるような政策や外交戦略が相次いで打たれているのは「米中枢に国際協調体制を作りたい勢力がいて、彼らは自国を衰退させ、EUや中国、ロシアなどを勃興させようとしている」のではないかとある。内部告発とも違った形での捨て身の行動なのだろうか。でも、きっとそんなことではなくて、彼らは単に自分達の目先の利益に従って行動しているだけなのだ。振り返って日本国内での自動車会社の欠陥隠しにしても、官公庁での裏金作りにしても、組織ぐるみでやっていながら長い目で見れば組織のためにならないことばかりである。こう考えるとやはり淋しい気はする。

[2004.07.06]
ここでの解説と日本国内での報道を比べてみるのも一興。例えば7/6付朝日新聞朝刊では米国での牛肉生産が厳しい品質管理化に置かれていて「安全」であるかのような記事になっている。他はどうだろう。

Posted by masato at 11:31 PM
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