Birding

鳥見日記 2002

Nobitaki

2002.07.21 - 西岡水源池 / 曇り

久しぶりの西岡水源池。夏の昼間は流石に野鳥はあまり見られないので、植物観察が中心。 池にはマガモ、カイツブリ、カワセミ。アマツバメが水面を掠めてゆく。 森にはヒガラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ウグイスなど。 それに山に帰りそびれたのかカケス。

2002.05.03 - 帯広神社境内 / 快晴

帰省の度に寄っているのが此処。市街地にある小規模な林ではあるが、多数の野鳥、それにエゾリスやシマリスも観察できるのが嬉しい。 ゴジュウカラ、シジュウカラ、センダイムシクイ、アカゲラ、アオジ、コムクドリ、ムクドリ、池にはマガモ、カルガモ、上空をアオサギ。 コブシの他、桜や梅も満開。オオバナノエンレイソウ他。

2002.04.29 - 北海道大学構内 / 快晴

日本野鳥の会札幌市部主催、この時期恒例の初心者歓迎探鳥会。 晴天に恵まれたこともあってか大層な人出だ。 コムクドリ、ムクドリ、ツグミ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、マガモ、キクイタダキ、シメ、キジバト、など多数。

2002.04.28 - 茨戸川〜生振防風林〜モエレ沼 / 快晴

例年にに無く早い春で、札幌は桜ももう満開。夏鳥も既に囀りを始めている。 茨戸川ではアオジ、ヒバリ、カワセミ。生振防風林ではウグイス、カワラヒワ。等々。

2002.03.21 - モエレ沼〜生振防風林

春分の日の昨日は強風に雨も降ったので外出しなかった。札幌は夜の間から降り続いた黄砂で砂埃にかすんでいる。 今日も外出したくない気分だが少し晴れてきたので巡回。 モエレ沼は解氷が進んでアイサ類が泳いでいる。その周囲にはオジロワシがまた増えて10羽。 あまり飛ばないのだが時折、魚を捕らえて食べているのが見られた。 魚を捕ると周りをうろうろしているカラスやトビがちょっかいを出すのを五月蝿そうにしている。

生振の防風林ではシジュウカラ、ハシブトガラ、スズメ、ミヤマカケス、ムクドリ、アカゲラ。

2002.03.17 - 西岡水源池

久しぶりで「西岡の自然を語る会」の定例散歩に出席。 池はまだ雪と氷で覆われているが、流れのあるところなのか一部薄く色が変わって見える個所があるので解氷が近そうだ。 結氷しない部分にはマガモ十数羽とアイガモ。 餌台にはカケス、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラ、コゲラ、アカゲラなど。 今年はカケスが多いということだ。 餌台から離れてちょっと珍しいところではオオアカゲラ、キレンジャク(今年は少ない)など。 水辺の雪上にはトビケラなどの昆虫類も活動を始めている。

2002.03.16 - モエレ沼

モエレ沼はようやく少しだけ水面が出ている。その周囲に若いオジロワシが 4 羽。 例によってじっと羽根を休めている。周りでは多くのカラスやトビが飛び回っているが悠然としたものだ。 ここ一週間は思ったほど気温が上がらなかったのが、例年よりも雪も少ないので水鳥が集まるのももうすぐだろう。

2002.03.09 - 生振防風林〜モエレ沼

先週と同じコースだが、打って変わって暖かな日和の快晴。モエレ沼は一部だけ解氷している。 アオサギを一羽確認。この陽気が続けば数日中には水面が広がってくるだろう。 生振の防風林の餌台には、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラ、アカゲラ。 ニュウナイスズメも。標識調査の看板が立っていて足輪をした鳥が多い。 見るとかすみ網らしき仕掛けもある。保護調査にしてもやり過ぎのような気もする。

2002.03.03 - 生振防風林〜モエレ沼

今年は暖冬だということだが、昨日今日とまた雪が降って結構寒かったりする。 生振の防風林には毎年餌台が置かれているが今年は北寄りに移動している。カラ類が数羽、少ない。 モエレ沼は一部だけ水面が出ているが、まだ水鳥やオジロワシは見当たらない。 早ければ来週くらいか。

2002.01.26 - 北大ポプラ並木

久々の更新ながら鳥見ネタではありません。

北海道大学は勤務先の近くなので昼休みなどにうろうろすることもあります。 その北大構内にあるポプラ並木(有名なほうの並木道とは違う場所)の老木が倒壊の恐れがあるとかで伐採がおこなわれました。 NHK のローカルニュースで保存派の大学教授らしい人へのインタビューが取り上げられていまして、曰く「当局側は危険を過大視している。危険かどうかは自己責任で云々」。 単なる盲目的な自然保護主義ではないようなところに好感が持てました。

知らない人も多いかとおもいますが、ポプラや白樺というのはその見かけの印象と違って案外短命です。 およそ五十年というところで、いずれにせよ近い将来に寿命を迎えるのは避けられない訳ですが、自然の中に暮らすということを考えると、そんなことにいちいち騒いでいられません。 老木とは言え、風も無いのに前触れもなく倒れるということは無いのですから、人や車が通ることが割と多い場所といっても、そりゃ(人に対する)過保護じゃないのかとも言いたかったのでしょう。 実際、農場のほうにある有名なほうの並木は立ち入り禁止ということにして放置してあります。 一方、当局側にしてみると事故があれば、例え被害者が台風の中を危険な場所をうろうろしていたとしても責任を問われかねないので未然に処置してしまおうということなのでしょう。

一度人の手の入った山は適切な管理を必要とします。人里に近い、いわゆる里山も放っておくと荒れてしまうのです。 都市住民である私が言えるようなことではありませんが、つくづく人は自然との付き合い方を忘れてしまったのだなと思います。

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