Wed 02/25, 2004

本のすすめ 2月号 [Books ]

林心平氏の発行している小冊子「本のすすめ」を昨日、会社からも程近い北海道大学生協書籍部で入手した。今号から児童文学と絵本を中心にするとのこと。後記に「北海道大学生協書籍部に置かせていただいています」と書いてある。ひょっとしたらそうなのかな、とは思っていたがやはり大学の関係者なのだろう(3/1 御本人のコメントでそうではないとのこと。お詫びして訂正します)。同学書籍部の売上げベスト10も掲載されている。そちらも含めて既読の書籍はなかったが、ちょっと気になっているのが「里海に暮らす」だ。

鳥見などで出歩くと所謂里山が荒れているのに気が付く。里海というのは造語であるが、こちらの里山というのも比較的最近の造語であるとのこと。それはさて置き、こうした近郊の山は生活に密接することによって維持されていた部分がある。人の手が入らないことで却って荒れてしまうのだ。これは余所者が山菜採りに入って荒らすと言うのとはちょっと違う。下草を刈ったり薪を拾ったり、木を切ったりという日常的な人間の活動が自然のサイクルに含まれてそれなりのバランスが取れていたという事だ。木材の大量伐採や大規模開発はもちろん、何もしないで放置しておくというのも、このような自然に対しては良い事ではない。思うに同じようなことが海にもあるのだろう。私は内陸の育ちなもので海に近い暮らしはまるで想像が付かない。そういった訳でも興味津々なのである。

Posted by masato at 10:46 PM
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コメント

 こんにちは。林心平です。昨年に引き続き、『本のすすめ』を読んでいただき、ありがとうございます。もうすぐ、HPにします。また、5月には、「札幌・水俣展」に合わせて「水俣特集号」を予定しています。ぜひ、手にとって見てください。
 私は、北大生協にたいへん世話になっていますが、北大の関係者ではありません。生協は、ご存知のとおり、かなりレベルの高い書店です。利用することによって、質も保たれますので、今後ともよろしくお願いします。

Posted by: 林心平 at 03/01, 2004 11:44 PM

毎度、コメントをありがとうございます。北大の関係者ではないとのこと、誤った記載で大変失礼致しました。記事は訂正させていただきました。「本のすすめ」は北大生協書籍部に行く楽しみのひとつになっています。

Posted by: masato at 03/02, 2004 12:34 AM
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