Mon 04/30, 2012
4月の読書日記
  • 半七捕物帳 / 岡本綺堂
    何とはなしにちょっと敬遠していたのだけれども、やはり傑作。さすが現代の時代ミステリの大本と言える。都筑道夫氏の「まるで今年書かれた小説のようだ」との評に納得。
  • 玉藻の前 / 岡本綺堂
    ご存じ白面金毛九尾の狐の化身、玉藻の前の伝奇。実はラブストーリー。 岡本綺堂作品はパブリックドメインとして「青空文庫」などでも読むことができるが、やはり本で読みたい。
  • もろこし桃花幻 / 秋梨惟喬
    「もろこし」シリーズ第三弾。初の長編。武侠ベースのミステリ。
  • 憧れの少年探偵団 / 秋梨惟喬
    「もろこし」シリーズ、秋梨惟喬の乱歩リスペクト。共に楽しく読みやすいのは作者の実力の証だと思う。
  • アコギなのかリッパなのか - 佐倉聖の事件簿 / 畠中恵
    政治家事務所で働く元ヤンキーが主人公の軽いミステリ。
  • 一鬼夜行 - 花守り鬼 / 小松エメル
    「一鬼夜行」シリーズ第三弾。
  • オランダ宿の娘 / 葉室麟
    未読。
  • アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う / ゲイル・キャリガ-
    半分読んで挫折。
  • 窓鴉 / 式貴士
    懐かしい名前を見てつい購入。青い記憶が蘇る。
  • 定本 百鬼夜行 陽 / 京極夏彦
    「百鬼夜行」シリーズのサイドストーリー。一粒で二度おいしい。

Sun 02/26, 2012
二月の読書日記
  • 第六ポンプ / パオロ・バチガルビ
    「ねじまき少女」の作者による短編集。こういったSFを読むのは体力が要ることを思い出したが、こちらのほうが読みやすいと思う。
  • あんじゅう - 三島屋変調百物語事続 / 宮部みゆき
    「巷説」ではなくて「三島屋」の百物語。大極宮の3人は時々入れ替わっているのかもしれない。
  • あやかし草子 / 千早茜
    御伽噺風の妖怪小説。甘っちょろいと言われそうだけど、こんなお話が好きだ。同じ作者の別の作品も読んだ。
  • RDG レッドデータ・ガール - はじめてのお使い / 萩原規子
    文庫化を機に読んでみた。その昔に NHK の少年ドラマシリーズを見たときのようなわくわく感が甦る。絵本作家の酒井駒子さんの表紙も良い。今のところ、文庫化は続く「はじめてのお化粧」まで。
  • 仏果を得ず / 三浦しおん
    文楽の世界を題材にした話題作をこれも文庫化を機に読んでみた。文楽を観たのは一度だけだが、結構惹きこまれた。演目は歌舞伎と同じようなものも多いが、人形という抽象化がされていることもあってか芸術としての純粋度がより高いと思う。
Thu 12/29, 2011
読書日記

久しぶりの読書日記。ここしばらくは軽いものしか読んでいない。

  • 畠中 恵/ころころろ
  • 畠中 恵/アイスクリン強し
    「しゃばけ」シリーズとその他。
  • 宮部みゆき/おまえさん
    井筒平四郎シリーズ。宮部みゆきさんのは時代ものしか読んでいない。
  • ゲイル・キャリガー/アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う
  • ゲイル・キャリガー/アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う
  • ゲイル・キャリガー/アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う
    スチームパンクなハーレクイン・ロマンス。では無いらしいが、そのつもりで読むのが良さそう。
  • パオロ・バチガルピ/ねじまき少女
    久しぶりに SF を読んだ。以前は随分読んだような気もする。
  • 仁木 英之/千里伝
    僕僕先生とは別の武侠モノ。
  • 三上 延/ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
  • 三上 延/ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~
    分類的にはライトノベルなのかな。シリーズもの。古書ミステリと言えば出久根達郎さんだよね。

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Sat 08/07, 2010
北斎漫画展

hokusai-manga北海道立文学館で開催中の北斎漫画展を見てきた。北斎については私が説明するまでもないだろう。今回の展示は京都の芸艸堂に伝えられる版木とそれによる再摺作品が目玉だ。薄手の半紙本では潰れてしまうような細かな描写の版木を目の当たりにすることができる。

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Wed 08/04, 2010
絵本の時間

komako巷では電子書籍が流行りらしいがワタシは本というマテリアルそのものが好きだ。文庫よりもハードカバー。美しい装丁の本はそれだけで十分に楽しめる。この頃は子供をだしに絵本や童話を購入しているのだけれども、子供達だけでなくて大きいお友達を想定しているようなものもあって嬉しい。そんな中でも酒井駒子さんの作品が特に気に入っている。

Wed 07/21, 2010
平日日記

Stereoこのごろは書店に出かけると付録のある雑誌の多さにびっくりしてしまう。先だっては「大人の科学マガジン」で 8 bit マイコンの Japanino なんてのがあったけれど、こちらは小径ながら結構本格的なオーディオ用スピーカーのキット。ちょっと接着剤がはみ出してしまった。エッジ部分がフランジよりも前に出るため、正面側を下にして置くとよろしくない。

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Sun 03/08, 2009
CM NOW

CM Now玄光社の雑誌、CM NOW のバックナンバー、創刊号から 100 号までを希望の方にお譲り致します。送料および手数料等はご負担ください。原則として一括です。

[2009.03.10] 譲渡先が決まりました。ありがとうございます。

Tue 01/27, 2009
技術雑誌等

東北某都市の地下室から一時脱出。その反動でか技術系雑誌等をまとめ買い。

  • 日経 Linux 2009年2月号
    価格が高いので買うつもりはなかったのだけれども、Android on Zaurs の記事目当てで。
  • トランジスタ技術 2009年2月号
    10 日頃発売を今になって。
  • Design Wave Magazine 2009年2月号
    これも 10 日発売。来月で休刊らしい。
  • Software Design 2009年2月号
    組み込み特集。Armadillo がメイン。Android だって動いちゃう。アンケートの景品が当たっていた。うれしー。
  • Interface 2009年3月号
    26 日に書店で購入したら 2月号だった。翌日、ゴメンなさいして 3月号に交換して貰う。27日に入荷したらしい。一応は 25日発売とされている。Freescale MCF52233 基板コンテストの結果発表が掲載されている。5月号にマイコン基板付録があるらしい。M16C なのかな?
    SH-2マイコンで学ぶ組み込み開発入門」もゲット。雑誌掲載記事がベース。
  • エレキジャック No.10
    CQ 出版には随分貢いでいる。

Sun 10/14, 2007
マヤ

三浦哲郎氏の著作「みちづれ―短篇集モザイク〈1〉」に「マヤ」と言う掌編がある。

誘ったのは、マヤの方であった。
こんな書き出しだった。あるいは違ったかも知れない。

先日起きた長崎県諫早市の小学六年生の女児誘拐事件の報道を耳にして思い出された。
余人に真相は判らない。家に帰った少女は卵を食べたくなったりするのだろうか。

Wed 03/21, 2007
3月の積読

Booksmake、野性時代、WB。

make は日本版第二号。アメリカンなテクノロジ DIY 本。なんというか彼の国とのスケールの違いを感じる。

野性時代、この雑誌のタイトルを聞いて「薬師丸ひろこ」を連想する貴方はきっとワタシを同世代に違いない。いつの間にかリニューアルされて復刊している。森見登美彦特集。

WB[早稲田文学]はフリーペーパー。北大生協書籍部でゲット。

[2007]
02/06 読書日記
01/09 邪魅の雫
[2006]
11/27 テレビ標本箱
[2005]
09/18 九月の積読
08/30 大型書店
[2004]
10/17 10月の積読(2)
09/22 せどり
[2003]
12/25 12月の積読
10/10 古書の日
08/12 妖怪小説
07/25 古書二冊
06/30 河鍋暁斎
02/24 PingPong
01/31 IBM Design
01/04 屍鬼
11/21 貸し本屋
10/01 上等舶来
09/17 哲学的