参議院議員選挙 [Misc. ]

今日は第２０回参議院議員通常選挙の投票日。朝からの小雨模様の中、投票所である近所の高校に向かう。投票所は大抵、徒歩圏内にある筈なのだが、構内やら路上やらにそれらしき駐車が多い。これは 100m 先のコンビニエンスストアへ行くにも自動車を使うという北海道ならではのことなのか。

日本国憲法によると国会議員は「全国民を代表する」とあるから、議員は特定の地域や利益団体に偏ってはならない筈である。そう考えると選挙区制度というのはヘンだとも言えるが、そうなると全国区での有名人ばかり、いわゆるタレント議員ばかりにもなりかねない。確かに地方でも都会でも自分の住んでいる地域以外のことには誰でもなかなか気が回らないし、実情も判らない。しかし、都会、特に首都圏の繁栄は地方があるからこそということを忘れてはならない。以前、どこかで聞いた冗談めいた話であるが、立候補者はその地元とは関係ない選挙区を割り当ててはどうかというのがあった。ま、そうなればなったて企業なり団体なりが支持基盤になってしまうのだろう。私の一票が直接国政に影響を与えるとは思えなくとも、この国の未来はそうした個々の人達の未来の集合体であるのだから、これを無視することはできない。仮に棄権するにしても白票を投じることには意味がある。