飛行機の旅 [Misc. ]

今日搭乗した札幌(千歳)-福岡便の使用機は M81 で B747 のような大型機に比べると座席が多少窮屈な感じで乗り心地も今ひとつよろしくない。しかし、こうしたちょっと古いタイプの機体に乗ったときの楽しみはスッチーさんの「実演」が見られることだ。新型機ではビデオ映像で済まされてしまう、あの「救命具の使用法説明」を目の前でやってくれる。今時は修学旅行で初めて飛行機に乗った中高生でさえもろくに注目していないのかも知れないが、こんなに面白いものを見逃す手は無い。差し向かいで着席できる非常口座席がお薦めだ。

どうやらこの頃はスチュワーデスではなくて客室乗務員(Cabin Atendant)と言うらしい。フジテレビのドラマのタイトルも「アテンションプリーズ」となっている。パイロットとともにかつては憧れの職業として見られていたが今はどうなのだろう。ドラマでの主人公の駄目っぷりは半端ではないそうだから、それなりなのか。航空機の利用が一般的になる前の大昔にはバスガイドが、その位置を占めていたらしいが時代は変わる。将来には宇宙飛行士も「運ちゃん」と呼ばれることにもなるのかも知れない。

少し前までは IT 産業の担い手として人気のあった SE、プログラマも、その実情は「デジタル土方」と揶揄されるような 3K 業種だとばれてしまっている。ホリエモン＠ライブドアの件で業界はすっかり虚業扱いされてしまっている。コンピュータを始めとする技術の進歩で仕事は効率化され暮らしは豊かになる筈だったのに、それ以上に仕事が増えただけのような気がするのはどうしてだろう。飛行機での移動で節約できた時間も働くと言う事だからやはり気のせいではないらしい。