初代玄箱を入手したので「玄箱でNetBSDを動かす」を手本に NetBSD-5.0.2/evbppc を載せてみた。samba を動かせば元のファームと同様にファイルサーバとして使える。写真はついでに udl(4) も仕込んで getty を動かしたところ。スペックとしては LANDISK/USL-5P に近いが、ユーザランドを載せて gcc などを動かすととても遅い。gcc が妙にメモリを食っているようだが詳細は不明。
BeagleBoard の新製品 BeagleBoard-xM と言うのが、来月に ESC Chicago で発表される。4-port USB やオンボード Ether など、より強力になっての登場で、Beagle Board の Google グループの記事によると 6/7 の発表と同時に Digi-key で注文可能になるとか。価格は $179。
more...最新のデバイスには背を向けた振りをして古い機械をいじり回す日々。今日は IO-DATA の USL-5P。当家では NetBSD を仕込んで使っている。USL-5P のオリジナル Linux ファームウェアには buttond というボタン押下検出デーモンがあって、これはソースコードが公開されていないものの Debian 化などしたものでもバイナリを持ってきて使用することができる。NetBSD/landisk ポートに、この buttond に相当するものは含まれていないようだが、powerd で電源ボタンの押下を検知して電源オフには対応している。また、その他のボタンについては /var/log/message に "remove: btn_event_send can't handle me." のようなログが出力されることから、カーネルレベルでは対応していることが判る。そこで usr.sbin/powerd や sys/arch/landisk/dev/ のコードを見てプログラムを書いてみた。
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