02/29, 2004

レコードプレーヤー [Instruments and Gear ]

AT15Ea使用しているレコードプレーヤー(マイクロ精機 BL-10X)のドライブベルトが劣化して回転が不安定になってきたのでベルトの交換とついでに針も新調。ベルトは純正品ではなくて交換針で知られているナガオカ製のものをお店で注文しました。以前に某オーディオ専門店で購入したところ、長期間の在庫品だったらしくて、その時点でかなり劣化が進んでいました。。このプレーヤーを購入したのはもう20年近く前になりますか、当時は既にダイレクトドライブ方式が主流でしたが、このマイクロ精機はベルトドライブにこだわり続けたメーカーで、BL-10X は同社としては廉価な製品です。今になって思えばヘンな見栄を張らずにダイレクトドライブのものにしておいた方が良かったのかも。

カートリッジはオーディオテクニカAta5Ea/G で、同社独自の VM 型の中級品。これもプレーヤーと同じ頃の製品ですが、まだ新品で購入できます。人気製品で結構な数が生産されたのか、ヘッドシェル付のカートリッジが割と安くあります。針だけを買ってもほとんど値段が変わりません。ストレートタイプのトーンアームを使っているもので、ヘッドシェルは不要なんですけどね。

CD が普及してさすがに家でもアナログレコードを聴くことは随分少なくなってはいるものの、CD では出ていないタイトルもあるし、さよならする訳には行きません。DAT デッキを購入した時には全部 DAT にダビングして、と思ったものの結局やっていません。CD-R でも同じ。なんと言っても面倒だし、使用しているオーディオシステムだと、CD よりもアナログレコードのほうが良い音のような気もしています。でもアナログのコンパクト・カセットの方はデッキの不調を機に処分してしまいました。

以前バンドのメンバーの大学生が遊びに来たときにアナログレコードに触れるのは初めてと言っていたのには吃驚しましたけれど、80年代には既にCDが主流になったので、それが普通なのでしょう。

さて、ベルトとカートリッジを交換したプレーヤーでかけたのは秋吉敏子さんの "SOLO PIANO"、75 年の作品です。やっぱり良いなあ。このアルバムも CD 化されていないと思います。

Posted by masato at 09:40 PM
このエントリーのトラックバックURL: http://bird.dip.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/701
コメント

お尋ねします。
マイクロ精機製のベルトドライブレコードプレーヤー「SH-B19」、ターンテーブルの直径31センチ用のベルトは手にはいるでしょうか?
何か代替え品でもあればと思っているのですが、お知らせ下さい。

Posted by: 宮田清考 at 08/12, 2005 10:43 AM

30cm から 72cm で各種あるようですから、その中で適当なものを選べばよろしいのではないでしょうか。
SH-B19 については判りません。

Posted by: masato%管理人 at 08/13, 2005 03:25 PM

直径が31cmですから、アバウトな計算でも93cm以上のベルトが必要です。手に入りません。
ホームセンターで墨坪用の絹糸を買ってきて、ターンテーブルの外周の長さの輪を作ります。結びはコマ結びでOKです。
本当はベルトドライブのプーリーの逆カーブのものが理想です。半年ほど前に旋盤の達人に頼んでいるのですが、まだまだやってくれないようなので、ベルトドライブ用のプーリーの中央の溝に糸をかけています。さすがにマイクロの製品だけあって、問題なく回っております。

Posted by: たいちま at 09/26, 2005 08:16 PM

たいちまさん、コメントありがとうございます。
SH-B19 についてはどんな機械か知らなかったのですが、やはりターンテーブル外周にベルトをかけるタイプなのですか。
ひょっとしてあの糸ドライブ式の超ど級のアレと同じ?
馴染みの店で 1500 シリーズを使っていたのを思い出しました。

Posted by: masato%管理人 at 09/26, 2005 08:54 PM
コメントする

お気軽にコメントください。携帯電話等からは多分投稿できません。ゴメン。日本語文字列を含まないコメントやトラックバック、および当サイトへの言及を含まないトラックバックは御遠慮いただいております。また、2ヶ月よりも以前の記事へのコメントはできません。










名前、アドレスを登録しますか?