橋本治、『「日本が変わってゆく」の論―ああでもなくこうでもなく 3』を読了。広告批評誌の連載の単行本化、第3弾。いつもの橋本節が炸裂している。「わからないという方法」が実践されており、政治や社会が冷静に分析されてゆく。橋本氏の評論を私は至極納得できるものとして受け取られるが、それは彼が社会を見ている姿勢に共感できるからだと思う。二十世紀が終わり、様々な課題を保留したまま行き詰まり、最早否応なく変わらざるを得ない状況までになってしまった日本の社会は、この先私のようなへそ曲がりにも多少は住みやすいものになるだろうか。
Posted by masato at 12:11 AM
【書名】 ああでもなくこうでもなく3
[一覧] 書籍一覧 【書誌目次情報】 ああでもなくこうでもなく3 「日本が変わってゆく」の論 [マドラ出版 2002/05/10] この本の要約 ↑ 関連情報 ↑ この項目に関するオ...
【書名】 ああでもなくこうでもなく3
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