Mon 06/09, 2003

もっと"運用"の話をしよう [Computer and Networking ]

オープンシステムでこそ「運用」が大事になるという話。以前の記事、「運用こそが上流工程,開発は下流工程」の言わば続編。

運用計画が後回しにされることが多いというのは事実だろうが、実は開発の側も運用計画がないと非常に困るのだ。管理担当者にどこまで任せるか、バックアップをどうするかというようなことはシステム設計に大きく影響する。あまり適当な例ではないが、Apache で Web サーバを運用するとして、管理担当でもあるユーザが「GUI じゃないと使えないもんね」となると Webmin のような管理ツールまで用意しなければならない。そういったものを開発するためのコストが非常に大きくなることもある。また、24時間サービスを止めてはならないとなると、これはもうハードウェア構成からまるっきり違ってきたりもする。つまり運用計画は非常に重要なシステム要件であり、もっとも初期に検討されるべき事項なのだ。と、ここまでは小規模システム開発では特にありがちな話。

ITPro の記事は比較的大規模なシステムの事例のようだが、記事にあるように運用から開発へというサイクルを考えると、人的な運用コストを下げることばかりを考えていてはこのサイクルが途切れてしまいかねない。運用まで考慮にいれてのスパイラル開発モデルを想定すべきであろうが、今度は逆にいつまでも落ち着かない、と言うようなことにもなってしまう。その辺りをきっちり見極めることがとても重要で難しい。

Posted by masato at 11:52 PM
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