Sat 07/12, 2003

食生活の改善 [Misc. ]

私の住む札幌市北区、地下鉄北三十四条駅界隈では数年前に市民生協、昨年には地下鉄駅直結のスーパーマーケットが閉店してしまった。隣駅にはまだ大手スーパーがあるものの、通勤時に気軽に買い物を済ませて帰ることができないというのは結構な打撃だ。替わりに何店かコンビニエンスストアが出来たが、そういったところの弁当などで日常の食事を賄うのには抵抗がある。同じようにファストフードも滅多に利用しないし、インスタント食品は論外だ。先日、近くに大手の弁当屋チェーン店が開業したものの、基本的には調理済の食品を盛り合わせるだけのようなところで、これまた満足の行くものではない。近所には定食屋も少ない。そんな訳でデパ地下弁当などで済ますことが増えている。

network styly*で慶応大学 SFC の学食撤退の話題が上がっていたが、あのような食堂の存在は私のような単身者にはとても意義が大きい。先日訪れた北海道開拓の村にある旧札幌農学校寄宿舎(北大恵迪寮)でも、その開設当初から食事は重視されていたという事だし、岡田武史監督時のコンサドーレ札幌でも選手の昼食を改善したことで成績上昇につながったというエピソードもある。衣食住とも豊かになった現代ではあるが、日常の食事に関しては貧しくなっているのではないだろうか。コンビニやファストフードの隆盛はその象徴にも感じられる。高級な料理店で食事をすることよりも、日常をこそ大事にしたいのだ。さて、明日は食料の買出しだ。それにしても規則的な生活を送れないことには食材の傷み易いこの時期はその使い回しにも苦労する。

Posted by masato at 11:27 PM
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