天皇、皇后両陛下が有珠山災害地をご視察 [BNN]

昨日、有珠山噴火被害の復興状況視察などのために来道された天皇、皇后両陛下が勤務先の近くである札幌駅北口前を通られた。私は別に国粋主義者でもなんでもないが、手を振ってくださっている陛下に直接カメラを向けるような真似はちょっとできなかった。しかし芸能人ではあるまいし、沿道で嬌声を上げるのは如何なものか。

6月の勝利無し。主力ホベルッチ、監督と喧嘩、退団か。キャプテン GK 佐藤、今節もベンチ入りから外される。等々、どうも勝てそうにない雰囲気の漂うコンサドーレ札幌。今夜はホーム、札幌ドームに大宮アルディージャを迎えての一戦。

前半 5 分。アンドラジーニャのコーナーキックに DF 西澤が合わせて先制。その後 12 分、31 分と守備の乱れから失点し逆転されて、いつもの嫌な展開。しかし、直後にビタウのフィードにアンドラジーニャが合わせて初得点。前半ロスタイムには砂川が混戦の中からシュート、これで 3-2 と再逆転。

当サイトで契約している ISP ASAHIネットでフレッツ ADSL 向けの固定 IP アドレスオプションサービスが始まったので、早速申し込んで運用を開始した。切り替えのため、一時的に接続を切り現在は 219.121.6.253 という IP アドレスとなっている。これまでも滅多に変更は無かったし、DNS も現在のダイナミック DNS サービス(家サーバープロジェクト) をそのまま使用するから、特に目立った違いはないが、メールサーバ等を使う上での安心感は大きい。

J1は今日からリーグ戦が再開されるが、J2はそれと関係なく連戦を続けている。コンサドーレ札幌は水曜日の札幌ドームに続いて今日は厚別でのホームゲーム。天気予報とは違っての晴天。対戦相手は現在最下位のサガン鳥栖。コンサの場合、勝敗は相手にあまり関係ないから油断はできない。先発メンバーは退場明けの曽田が戻った他は前節と同じ。控えには GK 佐藤洋平に怪我から回復した平間が入っている。ホベルッチは今日もベンチ入りしていないものの監督とは和解したらしい。

キックオフ直後の落ち着かない中、鳥栖に攻め込まれるも、その後は終始、札幌のペース。膠着模様になっていた前半 38 分、中尾のフィードをビタウがキーパーを良く見てのシュートで先制点。その後も攻撃を続け、良い雰囲気で前半を終える。

サッカー観戦用に使用していた双眼鏡、Zeiss 6x18 Design Selection をぶつけて光軸を狂わせてしまった。うーん、この程度の衝撃で狂うものなのか。購入したのは昨年で、この機種の保障期間は 5 年だが、このような事故での故障も対象になるだろうか。取り敢えず購入店に預けようと出かけたら臨時休業。週明けに出直そう。

毎月第一日曜は日本野鳥の会札幌支部、西岡水源池での定例探鳥会。この時期、朝の早い北海道で午前九時からというのは、もう昼間だから野鳥の観察には向かない。本当は早朝が良いのだけれども普段の生活のリズムを外れて早起きもなかなか出来ない。という訳で、自然散歩と割り切っているが、花一杯の時期も過ぎているからちょっと寂しい。

先日、紹介した河鍋暁斎の展覧会図録等を河鍋暁斎記念美術館から購入した。圧倒的な画力は全く古さを感じさせない。幕末から明治期に活躍し、狩野派や大和絵の伝統技術と近代的な視点を併せ持つ彼の作品は生前から外国人にも高く評価された。その画業を受け継ぐ者は誰なのだろうか。いわゆる純粋芸術の画家達よりも、あるいは漫画家やイラストレーターのような商業画家のほうが近い位置にあるのかも知れない。

「芸術家Ｍの社会見学」と副題の付いた森村泰昌氏の最新エッセイ集。腰巻には「独断と偏見だけど、なぜか納得!のM流社会見学…」とあるが、私にはとても自然に感じられる。変化の激しい今の時代に流されず自分の視点を持っているのが好ましい。

氏は'90年頃から、著名な美術作品に自身のポートレートを配した作品や、女優などに扮したセルフポートレート作品で有名であるが、それ以前はダダイズムの影響を受けたようなちょっと難解に感じられるものだったようにと記憶している。この本の「社会見学された日」という節で、自身が見学された体験を書いているが、同じように「観察すること」と「表現すること」の絶妙なバランスが現在の氏の作品の魅力なのだと思う。

普段はニュースとサッカーくらいしかテレビを見ていないが偶にはホームドラマなぞを見てみる。今日から始まった日本テレビの「すいか」。小林聡子、小泉今日子、ともさかりえ、浅丘ルリ子など芸達者が出演。舞台となる下宿屋「ハピネス三茶」は、その名前からして三軒茶屋、玉川上水の辺りのイメージであろうか。大都会東京には時の流れに取り残されたような場所が何気なく在って、以前首都圏に暮らしていた時にも意外に感じられた。それはともかくも今後の展開が楽しみな番組だ。

私の住む札幌市北区、地下鉄北三十四条駅界隈では数年前に市民生協、昨年には地下鉄駅直結のスーパーマーケットが閉店してしまった。隣駅にはまだ大手スーパーがあるものの、通勤時に気軽に買い物を済ませて帰ることができないというのは結構な打撃だ。替わりに何店かコンビニエンスストアが出来たが、そういったところの弁当などで日常の食事を賄うのには抵抗がある。同じようにファストフードも滅多に利用しないし、インスタント食品は論外だ。先日、近くに大手の弁当屋チェーン店が開業したものの、基本的には調理済の食品を盛り合わせるだけのようなところで、これまた満足の行くものではない。近所には定食屋も少ない。そんな訳でデパ地下弁当などで済ますことが増えている。

今日は英国で MotoGP 第８戦が開催される。すでに各クラス、ウォームアップ走行を終え、日本時間ではこの後19:15分に 125cc クラスから決勝レースが始まる。NHK-BS では MotoGP クラスの生中継があり、こちらは 22:00 スタート予定。注目の MotoGP クラス、ビアッジが今期初のポールポジションを獲得し、その後にジベルナウ、メランドリ、ロッシと続く。最前列は今期も好調な Honda 勢に負傷で出遅れた Yamaha のメランドリが割って入る形となった。写真は今週の新聞に掲載されたミシュランの広告でライダーはジベルナウ。左胸には今年の第１戦、鈴鹿での事故で亡くなった彼のチームメイト、加藤大治郎のゼッケン番号７４が縫い付けられている。そのジベルナウ、ウォームアップ走行ではビアッジ、ロッシらを抑えてトップタイムをマークしている。今期、好調な彼の走行にも期待したい。　

「ぬしさまへ」は「しゃばけ」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した畠中恵のシリーズ第二作。相変わらずの軽いタッチで楽しく読める妖怪小説。若手でこういった時代小説の書き手というと、京極夏彦だけど読むには気合いが要るし、宮部みゆきもちょいと食傷気味かなという時に一服の清涼剤的な存在。奇しくもこの三人とも私と同年代だ。その辺りが私にとって受け入れ易い理由になっているのかも知れない。畠中恵は近い将来、このシリーズでシリアスな長編を書くのではと私は予想しているのだけれども、どうだろうか。軽い、薄っぺらだという評もあるようだが、そのような読者もきっと見直すに違いないと期待している。

仕事に使うため、MSDN のパッケージを購入した。現在優待価格で販売されている Delux Edition で MSDN オペレーティング・システムに相当するものだ。ユーザー登録をすると、Microsoft 社のダウンロードサイトが利用できるようになる。ところがこれが一筋縄では行かない。ユーザー登録は郵送、または FAX でできる。余計な情報を提供したくないので必須事項とされていないメールアドレスは記載しなかった。ところがダウンロードサイトを利用する際には、まず .NET Passport に登録してサインインした上で、更に MSDN Subscriber Downloads に関連付けをしなければならない(英語ページになる)。仕方がないから .NET Passport に登録するが、ここではメールアドレスの入力が求められる。その後で MSDN Subscriber Downloads に登録しようとすると、MSDN の登録番号などの他にメールアドレスの入力が求められる。これは .NET Passport の登録に使ったものではなく、MSDN 会員登録に使用したものでなければならない。私は会員登録時にメールアドレスを記入していないので空白のままにしておくと「メールアドレスを入力せよ」エラーで撥ねられてしまう。

ちょっと関係しているところでコンピュータウィルスに感染する騒ぎがあった。Windows の脆弱性を悪用して感染するタイプで自身のコピーをメールで送りまくろうとする此の頃よくあるタイプだ。LAN 中にパケットをばら撒いてDoS 攻撃状態になり、一時 LAN 内の通信が麻痺した。唯一の救いは LAN からはインターネットに直接つなげない構成になっていたために外部にウィルス付きメールを送ることにはならなかったことと、LAN 内のシステムに直接被害を広めるようなタイプではなかったことだ。ファイアウォールで外部からの攻撃を防いでいても LAN 内からの攻撃には個別に対処するしかない。監視システムがあっても後手に回ってしまう。

AXIA の SolidAudio Player、ZEROCORE。札幌市内の某所で購入。中古品にしても箱入り新品同様なのに妙に安いと思ったら、この機械、"SolidAudio Plater" という通り、スマートメディアに音楽データを書き込むためにはスマートメディアの ID 機能を利用できるリーダ/ライタを必要としている。SolidAudio 対応製品と共にスマートメディアの ID 機能利用も廃れてしまったようで、現在市販されているリーダ/ライタは ID 機能に対応していない製品がほとんどだから要注意だ。手元にあったものが対応品であったため難を逃れることができた。ひやひや。

久しぶりの林道ツーリング。高速を恵庭で降りて、いつもの恵庭市民牧場から。牧場手前から送電線下に出る場所は自衛隊の立ち入り禁止標識ができていたため、そこから千歳のさけます孵化場に出るルートはやめて、恵庭湖に抜けるお手軽ルートだけにする。今は山菜採りの季節も外れているため、たまに渓流釣りに来ている車が止まっているくらいだ。二輪車を見かけたのはは一台だけ、YAMAHA の WR のように見えた。二輪車は年々減っているように感じる。帰りは真駒内方面から札幌市内に戻る。

先日、HardOff で仕入れた後、インターネット端末としての設定を動作をしただけの OST-2000、今日はザウルスとしての機能を確認する。まずはザウルス宝箱から SST コンテンツダウンローダを取得してきて PC にインストールする。これを使って PC から OST-2000 にコンテンツを転送することができる。インターフェースは RS232C または IrDA を使うことができるのだが、別売りの高価な接続ケーブルを買うのは躊躇われるので、ここは IrDA とする。ただし、Windows2000 や XP では IrDA を仮想 COM ポートとして使えないため、転送ソフトが使えない。Windows98 あたりを使う。

土曜はいつものように部屋の掃除と洗濯。Do-夢を冷やかしに行ったり、食料を買い込んで来たりする。NotePC に FreeBSD 5.1R を仕込む。仕事用やサーバーにはやはり UNIX だけど、自宅のデスクトップとして使うには調整不足。買ったまま読んでいなかった「平成ジャングル探検 / 鹿島茂」を読む。

遅ればせながら友人宅で「少林サッカー」を見る。笑いと感動の B 級映画。誰かが「あれは漫画だ」と評していたが、全くその通り。それを笑って楽しめるか、荒唐無稽と切り捨てるかは見る人次第。ヒロイン、ムイ役のヴィッキー・チャオがキュートでよろしい。第２弾も制作されているとか。我らがコンサドーレ札幌の進む道はこれか。でも、どちらかと言うと悪人チーム[チームつくーる]のような気もする。

南二十二条、電車通り沿いの札幌市中央図書館に出かける。目的は河鍋暁斎画集・全3巻だ。普段は図書館を利用したことがないが、高額なこの画集を購入するにしても現物を見ないことには決断が付かない。ここに蔵書があることは予めネット検索で確認してある。学校が夏休みに入り、今日は土曜ということもあってか館内には大人子供とも多くの訪問者がいる。開架の閲覧室内はうるさいわけではないが、それなりにざわついていて、この中で読書しようという意欲は起きない。ざっと書棚を見渡して目標がなさそうなので、館内に設置されているオンライン検索機で当たりを付ける。

コンサドーレ札幌はアウェイの山形戦で連勝ストップ。J2 は上位3チーム、8位までの5チーム、それ以下の4チームに分断された状態。現在5位のコンサドーレが上位に食い込むにはまだまだ厳しい状況だ。

前期の山場を迎えたJ1、首位の市原が清水に完敗、横浜、磐田が共に勝利。次節の対戦を考えるとやはり今節で首位に立った横浜が有利との下馬評。岡田監督のさすがの手腕の賜物か。

「使われないプログラム！　――これほど利益率のいいビジネスはありません．使われないから面倒なバグは表面化せず，ユーザーサポートも不要で，メーカーもユーザーもみんな幸福なまま過ごせます．「夢」を売るこのような製品を筆者はドリームウェアと呼んでいます．」 フジワラヒロタツの現場検証より。

機能満載、てんこ盛り。明確な目的がないままに作られたソフトウェアはこのようなドリームウェアになりがちだ。昔の×××計画なんかもこの類か。誰でも簡単に使え、何でも出来る夢のようなソフトウェア。少ないリソースで巨大なデータを管理でき、メンテナンスも不要、しかも安価。コンピュータは何でも出来る魔法の機械だろうか。何でも出来るというのは、言い換えれば何一つ満足に出来ないと言うことだったりもする。ベーパーウェアという究極の代物もある。