Tue 11/30, 2004

難しい機械 [Camera and Photograph ]

1980年頃、オートフォーカスの一眼レフカメラが出てきた頃、それらは「操作が難しい」と評された。と言っても、その難しさはオートフォーカス故ではなくて AE(自動露出)関係の設定がほとんどだったと思う。その後更に高機能化していったものに比べればごく簡単なものだ。進化の結果、お仕着せ機能を使うにはボタンひとつでOK、けれどもそれ以外のことは出来ない、或いはとても面倒というようなものになってしまった。そのような最近の機械に慣れた人に昔のマニュアル機を使わせようとすると「難しくて判らない」と言う。フィルムを入れればシャッターを切る以外は、距離、絞り、シャッター速度の三箇所だけの操作が全てだ。「簡単」と「難しい」の逆転はどの辺にあるのだろう。

Posted by masato at 06:38 PM
このエントリーのトラックバックURL: http://bird.dip.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/916
コメントする

おそらく携帯電話等からは投稿できません。日本語文字列を含まないコメントやトラックバック、および当サイトへの言及を含まないトラックバックは御遠慮いただいております。また、90日以上経過した記事へのコメントはできません。










名前、アドレスを登録しますか?