SlimServer のインストールについては、Slim Devices 社のコミュニティページ Wiki の情報などを元に進める。SlimServer 自体は Perl のスクリプトであるが、データベースエンジンに MySQL を使う。以前(6.3.1まで)は SQLite を使用していたが、6.5 辺りから MySQL になっている。MySQL は innodb 対応の 4.1 以降が必要になる。debian26-sh でバイナリが用意されているのは 3.23 だから、ソースコードから build する必要がある。今回は mysql-dfsg-5.0-5.0.30 を使って次のような設定とした。メモリが少ないため --with-low-memory オプションも付けたほうが良いだろう。expat や zlib などのライブラリも必要になる。
# ./configure --prefix=/usr/local/mysql --without-docs --without-man --without-bench
slimserver.pl で使用する Perl のモジュール類は i386 などの標準的な環境では Bin/build-perl-modules.pl でローカルに用意されるもので大体間に合うのだが、USL-5P の debian26-sh 環境では、その他にも多くのモジュールが不足しているため、片端から CPAN モジュールをインストールして行く。build-perl-modules.pl では Compress-Zlib, DBI, DBD-mysql, Digest-SHA1, HTML-Parser, Template-Toolkit, Time-Hires, XML-Parser が上げられているが、perl -c slimserve.pl などとしてエラーメッセージなどから必要なモジュールを判断する。これでエラーになってもローカルなモジュールから使われるものがまだあるから、一通りインストールして起動した後でログを見て不足が無いか確認する。結局数十のモジュールを入れた。
と、まあ苦労して動かしては見たものの重い。slimserver を起動して使用可能になるまで数分かかり、既にメインメモリをはみ出してスワップを使いながら何とか動くといった状態だ。これでは mpg123 プレイヤーとの併用は覚つかない。まあ、これは Perl のモジュールをインストールしている時点で予想は付いていたが、とりあえず動かす事だけはできた。やはり slimserver は別マシンに用意したほうが良さそうだ。mpg123 で別マシンの slimserver からのストリームを再生するようにしておけば Apple 社の AirMac Express のようなものになる。やはり mpd あたりが現実的か。
冒頭のキャプチャはインターネットの SHOUTCast ストリームデータを別マシンに中継しているところ。別マシンのプレイヤーには iTunes を使用しているが、ストリーム再生対応なら何でも良い。デフォルトでの Web インターフェースはポート番号 9000 でストリームには http://ホスト:9000/stream.mp3 でつなぐ。
この辺りも参考に。
NetBSD 化が目標なのだが、寄り道ばかりしていてなかなか進まない。
[2006.12.15 追記]
mpd (0.12.1) をインストールしてみたのだが、mpc で接続した途端に segmentation fault で落ちる。どうもバグがあるようだ。上記サイトの記事でもそのような事が書かれているが、この版にはまだ反映されていないのだろうか。
おそらく携帯電話等からは投稿できません。日本語文字列を含まないコメントやトラックバック、および当サイトへの言及を含まないトラックバックは御遠慮いただいております。また、90日以上経過した記事へのコメントはできません。