Thu 07/17, 2008

トラ技付録 78K0 マイコン (2) [Electronics ]

なんでも作っちゃう、かも。」さんで libUSB を使ってトラ技 78K0 USB 基板にアクセスする実験をされているのを見て試してみた。環境は NetBSD/i386 3.1。トラ技 BIOS が搭載された 78K0 USB 基板を接続すると対応するデバイスドライバが無いために ugen として認識される。

ugen0 at uhub0 port2
ugen0: NEC product 0xfffd, rev 1.10/0.01, addr 2

更に「トランジスタ技術8月号USBマイコン基板を試す(2)。」のエントリで Windows 用のデバイスドライバと基板とのやり取りが解析されているから、Perl の Device::USB モジュールを使って同じように操作してみたのが次のプログラムだ。[78k0.pl]  いい加減なコードだが、これを実行すると以下のように目出度くトラ技 BIOS プロンプトが表示される。

# ./78k0.pl
set_conf:$VAR1 = 0;
control_msg(0x03, 2):2
control_msg(0x01, 2):2
control_msg(0x00, 3):3
control_msg(0x04, 3):3
control_msg(0x01, 2):2
control_msg(0x00, 3):3
control_msg(0x04, 3):3
control_msg(0x02, 3):3
control_msg(0x04, 3):3
control_msg(0x00, 3):3
control_msg(0x04, 3):3
(write CR)
ToragiBIOS Version 1.20A
(C)Copyright 2008 NEC Electronics Corporation
(C)Copyright 2008 Tokushu Denshi Kairo Inc.
>

OPEN_CLOSE:2
#

ターミナルとして動かすのにはもう一息。

[追記]
もう少し追加して最低限のターミナルとして動かせるようにしてみた。[78k0-01.pl]

なお、始めにいくつかコントロールメッセージを送っている部分は OPEN_CLOSE ひとつだけでも動くようだ。NEC のサンプルコードを見ると、この辺りはすべてダミーだったので空でもいけるかと思ったが、それとは実装が違うのかも知れない。

[追記2]
コントロールメッセージの OPEN_CLOSE で、プログラムの最後に使っているほうはデータ並びを 0x03, 0x00 とするのが正しいので修正しておいた。

Posted by masato at 07:40 PM
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コメント

~あなたの作品が『トランジスタ技術(CQ出版)』に載る!~

はじめまして、「Engineer Award」事務局の小島と申します。
(http://www.engineeraward.jp/)

「Engineer Award」とは、国内最大級のエンジニアSNS「エンカフェ」
(http://encafe.jp )を活用した、日本で初めての技術コンテストです。

本コンテストのハード部門では、電子工作ガジェット
(トランジスタ技術の付録、OpenDMPPキット使用)を活用して、
作品を制作していただきます。

ブログに、2008年8月号のトラ技のことが書かれていたのを
拝見し、ご連絡させていただきました。
(以前にもご連絡をさせていただき、重複しているようでしたら、
誠に申し訳ございません)

本コンテストは、審査の結果、優秀な作品には、
大賞や特別賞の授与だけでなく、
「トランジスタ技術(CQ出版)」の書籍への掲載(特集記事)や、
秋葉原の電子工作部品店舗への作品展示の機会なども
提供されます。
また、極めて優秀な作品には、その作品の製品化といった
可能性も考えております。
もちろん、高度な技術の作品だけでなく、面白い作品なども
大歓迎です。
さらに、作品作りのサポートとして、協力企業様やコンテスト事務局の
主催による技術勉強会なども実施しておりますので、初心者の方でも
安心してご参加いただけます。

また、今回の審査員としては、CQ出版株式会社 トランジスタ技術編集長の
熊谷秀幸氏など、豪華ゲストをお迎えしております。

今回のコンテストのエントリー締切りは、目前に迫った22日、
作品応募の締切りは27日と、時間があまりありませんが、
8月号のトラ技(http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/131/Default.aspx )の
付録USBマイコンと、サンプルプログラムの入った付属のCD-ROMを
お使いいただければ、この短い期間でも、何か作品をお作りいただけるのでは
ないかと思います。

今回は、コンテストに参加を検討しているエンジニアの
仲間たちとも、SNSを通じて交流することもできるコンテストです。

少しでもご興味を持っていただけましたら、下記HPより、
是非ともエントリーいただければ幸いです。
腕試しの機会として、本コンテストをぜひご活用ください。
http://www.engineeraward.jp/

ご参加を、お待ち申し上げております。


追伸:本コンテストへの参加予定がない方でも、
    エンジニアSNS(http://encafe.jp )や、
    コンテスト専用コミュニティ(http://mixi.jp/view_community.pl?id=3460138 )
    への登録は大歓迎です。
    8/2にはコンテストの授賞式と交流会イベントが予定されており、
    そのご案内も、上記コミュニティ内でお伝えいたします。

Posted by: 小島 at 07/18, 2008 04:34 AM

上記でご案内申し上げた小島です。
もし明らかに不要・不適切なコメントでしたら、
お手数をおかけして申し訳ありませんが、削除をお願いいたします。
(コメントに修正ができず、少し心配になり追記させていただきました。重ね重ね、失礼いたしました。)

※なお、上記記載に誤解を招く表現がありましたので、
 下記の通り訂正いたします。

訂正前:本コンテストは、審査の結果、優秀な作品には、
 大賞や特別賞の授与だけでなく、
 「トランジスタ技術(CQ出版)」の書籍への掲載(特集記事)や、
 秋葉原の電子工作部品店舗への作品展示の機会なども
 提供されます。

訂正後:本コンテストは、審査の結果、優秀な作品には、
 大賞や特別賞の授与だけでなく、
 雑誌「トランジスタ技術」への掲載などの機会も
 提供される予定です。

Posted by: 小島 at 07/19, 2008 01:18 AM
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