「なんでも作っちゃう、かも。」さんで libUSB を使ってトラ技 78K0 USB 基板にアクセスする実験をされているのを見て試してみた。環境は NetBSD/i386 3.1。トラ技 BIOS が搭載された 78K0 USB 基板を接続すると対応するデバイスドライバが無いために ugen として認識される。
ugen0 at uhub0 port2 ugen0: NEC product 0xfffd, rev 1.10/0.01, addr 2
更に「トランジスタ技術8月号USBマイコン基板を試す(2)。」のエントリで Windows 用のデバイスドライバと基板とのやり取りが解析されているから、Perl の Device::USB モジュールを使って同じように操作してみたのが次のプログラムだ。[78k0.pl] いい加減なコードだが、これを実行すると以下のように目出度くトラ技 BIOS プロンプトが表示される。
# ./78k0.pl set_conf:$VAR1 = 0; control_msg(0x03, 2):2 control_msg(0x01, 2):2 control_msg(0x00, 3):3 control_msg(0x04, 3):3 control_msg(0x01, 2):2 control_msg(0x00, 3):3 control_msg(0x04, 3):3 control_msg(0x02, 3):3 control_msg(0x04, 3):3 control_msg(0x00, 3):3 control_msg(0x04, 3):3 (write CR) ToragiBIOS Version 1.20A (C)Copyright 2008 NEC Electronics Corporation (C)Copyright 2008 Tokushu Denshi Kairo Inc. > OPEN_CLOSE:2 #
ターミナルとして動かすのにはもう一息。
[追記]
もう少し追加して最低限のターミナルとして動かせるようにしてみた。[78k0-01.pl]
なお、始めにいくつかコントロールメッセージを送っている部分は OPEN_CLOSE ひとつだけでも動くようだ。NEC のサンプルコードを見ると、この辺りはすべてダミーだったので空でもいけるかと思ったが、それとは実装が違うのかも知れない。
[追記2]
コントロールメッセージの OPEN_CLOSE で、プログラムの最後に使っているほうはデータ並びを 0x03, 0x00 とするのが正しいので修正しておいた。
~あなたの作品が『トランジスタ技術(CQ出版)』に載る!~
はじめまして、「Engineer Award」事務局の小島と申します。
(http://www.engineeraward.jp/)
「Engineer Award」とは、国内最大級のエンジニアSNS「エンカフェ」
(http://encafe.jp )を活用した、日本で初めての技術コンテストです。
本コンテストのハード部門では、電子工作ガジェット
(トランジスタ技術の付録、OpenDMPPキット使用)を活用して、
作品を制作していただきます。
ブログに、2008年8月号のトラ技のことが書かれていたのを
拝見し、ご連絡させていただきました。
(以前にもご連絡をさせていただき、重複しているようでしたら、
誠に申し訳ございません)
本コンテストは、審査の結果、優秀な作品には、
大賞や特別賞の授与だけでなく、
「トランジスタ技術(CQ出版)」の書籍への掲載(特集記事)や、
秋葉原の電子工作部品店舗への作品展示の機会なども
提供されます。
また、極めて優秀な作品には、その作品の製品化といった
可能性も考えております。
もちろん、高度な技術の作品だけでなく、面白い作品なども
大歓迎です。
さらに、作品作りのサポートとして、協力企業様やコンテスト事務局の
主催による技術勉強会なども実施しておりますので、初心者の方でも
安心してご参加いただけます。
また、今回の審査員としては、CQ出版株式会社 トランジスタ技術編集長の
熊谷秀幸氏など、豪華ゲストをお迎えしております。
今回のコンテストのエントリー締切りは、目前に迫った22日、
作品応募の締切りは27日と、時間があまりありませんが、
8月号のトラ技(http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/131/Default.aspx )の
付録USBマイコンと、サンプルプログラムの入った付属のCD-ROMを
お使いいただければ、この短い期間でも、何か作品をお作りいただけるのでは
ないかと思います。
今回は、コンテストに参加を検討しているエンジニアの
仲間たちとも、SNSを通じて交流することもできるコンテストです。
少しでもご興味を持っていただけましたら、下記HPより、
是非ともエントリーいただければ幸いです。
腕試しの機会として、本コンテストをぜひご活用ください。
http://www.engineeraward.jp/
ご参加を、お待ち申し上げております。
追伸:本コンテストへの参加予定がない方でも、
エンジニアSNS(http://encafe.jp )や、
コンテスト専用コミュニティ(http://mixi.jp/view_community.pl?id=3460138 )
への登録は大歓迎です。
8/2にはコンテストの授賞式と交流会イベントが予定されており、
そのご案内も、上記コミュニティ内でお伝えいたします。
上記でご案内申し上げた小島です。
もし明らかに不要・不適切なコメントでしたら、
お手数をおかけして申し訳ありませんが、削除をお願いいたします。
(コメントに修正ができず、少し心配になり追記させていただきました。重ね重ね、失礼いたしました。)
※なお、上記記載に誤解を招く表現がありましたので、
下記の通り訂正いたします。
訂正前:本コンテストは、審査の結果、優秀な作品には、
大賞や特別賞の授与だけでなく、
「トランジスタ技術(CQ出版)」の書籍への掲載(特集記事)や、
秋葉原の電子工作部品店舗への作品展示の機会なども
提供されます。
訂正後:本コンテストは、審査の結果、優秀な作品には、
大賞や特別賞の授与だけでなく、
雑誌「トランジスタ技術」への掲載などの機会も
提供される予定です。
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