休日工作・インターフォン [Electronics ]

狭い家とは言え、部屋によってはインターフォンのチャイムが聞こえないことがある。そこでワイヤレスのチャイムを増設してみた。ブツは家電量販店で購入したオーム電機社製 CHI-420 「ワイヤレス・チャイム&ライト+押しボタン」。これの押しボタン部分をインターフォンに連動させた。

インターフォンは松下電工(現パナソニック電工)のWQS530W : らくらく玄関番3型親機。写真のように本体横にワイヤレス押しボタンを両面テープで貼り付けている。

この機械にはチャイム増設用の端子が用意されているから、これをワイヤレスチャイムのスイッチとすれば良い。

ただ、これだと玄関のボタンが押されてチャイムが鳴るのは良いが、インターフォンの親機で応答ボタンを押すか一定時間が経過するまでチャイムが止まらずに鳴り続けてしまう。ワイヤレスチャイムの押しボタンは単なる電源スイッチで、これがオンである間は電波発信が続いてチャイムが鳴り続け、発信機とチャイム側双方の電力消費の点からも望ましくない。そこでタイマ IC 555 によるワンショット回路(リンク先は森田さんによる電子工作のページ)を組み込んでみた。この回路のスイッチの代わりにコンデンサを付けて電源オンからのワンショット動作としている。555 の出力をそのままワイヤレススイッチに供給すればよい。