Windows で使っている Perl ディストリビューションを ActivePerl から StrawberryPerl に切り替えた。ActivePerl のほうが都合が良い点も多かったのだけれども、少量の再配布を安価に済ませることができなくなってしまったのを機に移行を決めた。ActivePerl は自分の組織内での使用については無料だが、再配布の際には有料のライセンス契約が必要になる。これを回避するには PAR などで .exe 化したものを配布すれば良いが、それでは現場でのちょっとした修正が困難になってしまい、Perl を採用している意味が薄れてしまうのだ。
Strawberry Perl は mingw 環境で gcc などが用意されていて Unix 系システム同様に CPAN パッケージをソースからビルドしてのインストールが簡単にできる。ActivePerl ではそのようなビルド環境を用意するのは結構大変だ。その代わりに ActivePerl ではビルド済のパッケージが多数用意されていて ppm (perl package manager) で簡単にインストールできる。この ppm は Strawberry Perl でも使用できるようになっている。ActiveState 社から配布されていた ActiveCD/DVD にはこれらが収録されていてインターネットに接続できない環境でのインストール時にはとても便利だったのだが、これは現在は提供されていない。
64bit (x64) Windows 環境では 32bit 版の Perl でも動かないことはないのだけれど、追加モジュール絡みで 64bit 版ライブラリへのリンクが必要な場合には不都合が起きるから、その場合には 64 bit 版の Perl を使わざるを得ない。で、こちらに関しては Win32::GUI など手元でのビルドがうまく行かないものが散見された。まぁ "Win32" だからね。
* Active Perl や Strawberry Perl それに Strawberry Perl のベースになっている Vanilla Perl については「モダンPerlの世界へようこそ 第16回 Perl::Dist::Strawberry:何味のアイスクリームがお好きですか?」で判りやすく解説されている。
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