11/ 3, 2003

オルガン・ジャズ [CD review ]

CEPS の影響で、自宅にあるオルガンものを引っ張り出してみました。ジャズでオルガンと言えばなんと言っても Jimmy Smith 御大ですね。"The Cat" とか "Jimmy and Wess" のような超有名盤はさておき、私のお薦めは "OFF THE TOP" (ELEKTRA MUSICIAN 601775-2 CD) と Stanley Turrentine のリーダーで "STRAIGHT AHEAD" (BLUE NOTE BNJ 91004 LP、CD 化についは不明) です。R&B 好きには前者、ストレイトなジャズ好きには後者をどうぞ。ともに 20 年程前の作品で、Jimmy Smith(org)、Stanley Turrentine(ts)、George Benson(g)、Ron Carter(b) などが顔を連ねています。これだけでどんなサウンドか想像が付くというようなものですが、ホントにその通りです。

海外での注目は CEPS もカバーしている Soulive です。昨年だかに NHK-BS でライブ映像が流れていて、翌日にはレコード店に駆け込んで "turn it out" を購入しました。その後、BLUE NOTE と契約して "doin' something" などを出しています。CEPS が演奏していた "Right On" は "Get Down!" に収録されていますが、持っていません。Amazon で注文しておきます。

振り返って日本のプレイヤーでは古くは酒井潮から、寒川敏彦、女性では田代ユリさんといったところ。田代さんの LP が数枚あった筈なんですが、レコード棚に埋もれて出てきません。代わりに20年くらい前のビデオ(セレクト・ライブ・イン・ジャズ)を引っ張り出してみました。これがまたβテープだったりするんですけど。なんだか当時見たよりも良く感じられます。

最近だとギターの小沼ようすけのグループ AQUAPIT。彼のリーダーアルバムではないのですが、Keyco の Remix 盤 "Impressions" で "SPIRAL SQUALL" の 4 beat / 8 beat の渾然とした演奏に痺れています。あ、これのベースはオルガンですね。左手か、もしくは足。目にする機会は滅多にありませんけど、オルガン奏者の足技には(ベースの他にボリュームペダルも含めて)感服します。

Posted by masato at 11:33 AM
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