Cedar Walton Trio の新作"Song of Delilah - The Music of Victor Young"です。サブタイトルにある通り作曲家の Victor Young 集となっております。Venus レコードでの前作 "Midnight Waltz" はオリジナル集でしたから対称的です。いつもながらの優しいタッチのピアノが素敵です。
ちょっと気になったのが録音で、妙に中低音が強調されているような気がします。それにスタジオ録音にしてはライブな感じ。エンジニアは "Midnight Waltz" と同じ方のようですが、ブルーノートを意識しているんでしょうか。しっかりしたオーディオセットである程度音量を上げて聴くのが良いのかも知れません。
ご存知、マンハッタン・トランスファーのお姉さん、シェリルの新作です。昨年のコール・ポーター集に続いてのジョージ・ガーシュイン曲集です。やっぱりスタンダードはいいなぁ。こうして歌い継がれるのはそれだけの魅力があるからなのでしょうね。
先月にリリースされた paris match の9枚目のアルバムです。タイトルで何枚目か判るのでベスト盤なんかと間違えなくて助かります。購入した初回盤はライブ音源2曲がボーナストラックに含まれていました。内容はいつものサウンドで安心して気持ち良く聴くことができます。キンキンしてない大人(女)声っていいなぁ。
実に久しぶりな椎名林檎名義のニューアルバム「三文ゴシップ」に続いて、これまた久々のビデオクリップ集「性的ヒーリング」第四弾DVDが出ました。このところの林檎姫の作は一撃必殺と言うよりも十年殺しのようにジワジワと沁みてきます。という訳で蛇回し中なう。
ミズノマリさんの新譜です。PARIS MATCH ではなくて、ソロアルバムになります。来月には PARIS MATCH のアルバムも出ます。って、なんのレビューにもなってませんがな。すみません。
此の頃、また五島良子さんのアルバムをよく聴いています。2001 年に "Merry-go-round" と "now and forever #1/#2" が出たきりでオフィシャルサイトも更新が止まったままですが、とても好きな歌い手です。自分が生で聴いて一番上手いと感じた人でもあります。吉田美奈子さんももちろん上手かったのですが、好みで五島さんの勝ち。
私が聴いたのは二度で、どちらもプロモーションの無料ライブでした。最初は平井堅さんとのジョイント。会場は確かじゃスマックプラザで、平井さん目当ての女性客が多かったように記憶しています。最後のデュエットでは平井さんを圧倒していました。二度目は今は無い PALS 21 のインストアライブで、間近であの声を聴けてとても感激しました。
オフィシャルサイトよりも新しい情報は「ゴシちゃんランド」辺りをどーぞ。
このところ、The High Five Quintet の "Five For Fun" というアルバムを良く聴いています。イタリアの BlueNote 所属らしいんですが、日本国内ではまだこのアルバムは発売されていません。"Jazz Desire" と、他にボーカルの Mario Biondi との共演で "Handful of Soul" が出ています。昨年末には一緒に来日していたみたい。ストレートなモダンジャズで、"Five For Fun" にはワタシの好きな Cedar Walton の "Ojos de Rojo" が収められています。