Wed 06/18, 2003

フレームワーク [Computer and Networking ]

.NET FrameWork をはじめ、プログラミングの世界はフレームワークが花盛り。文字通り「枠組」であるから、それに則ってちょちょいと弄ればアプリケーション一丁上がりという訳。とは言うものの全部を把握していないと気が済まないオールドタイプのプログラマにはブラックボックスの塊に見えて、しばらく使って慣れるまではとても落ち着かない。用意されていない機能は使わないと割り切ってしまえば良いのだけれども、それで済まない場合には深いところまで知らなければならないから大変だ。プログラミングの標準化とも考えられるから、グループでの開発であったり、類似の多くのものを作るのには適している。逆に特別な一品ものだけに適用するのには制約が多くて却って効率が悪い。その一部だけを使うということが困難なのだ。

どうしてこんなことを考えているかというと、最近プライベートで sledge という Perl による Web アプリケーションフレームを弄っているから。sledge はフレームワークとは言ってもとても柔軟で自由度が高く、とても Perl 的だ。オールドタイプに優しくできている。それでもフレームワークであるから、既存のアプリケーションの改造には向かなくて、フレームワークを基本にゼロから作ることが基本になる。プラグインと呼ばれる拡張ライブラリも増えつつある。この頃は Perl による Web アプリケーションの作成を蔑視する向きもあるようだが、sledge が流行すれば Perl が見直されるきっかけになるかも知れない。

とか言ってはみたが、Sledge のインストールは結構面倒だ。Perl5.6/5.8 あるいは Apche1.x/2。それなりに腰を据えて取り掛からなければならない。

Posted by masato at 12:38 AM
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