Tue 09/02, 2003

「分からない」と言うことの大切さ [Computer and Networking ]

間違いだらけのネットワーク作り 第12回・「分からない」と言うことの大切さ [日経 IT Pro]

記事の内容はリンク先を読んでいただくとして、ふと思い出したのが惜しくも今月で最終回となってしまった「フジワラヒロタツの現場検証 [CQ 出版 インターフェース]」だ。2001 年 8 月に「技術者が説明するとき」と題したコラムがあって、技術者を評価するのにこんな様子が漫画に描かれている。

「おお!こいつは頭良さそうだ」
「ネガティブなこと話す?」
「ええ、もちろん」
「じゃ品は確かだな」

技術者は正直であるべきだし、その結果がこの「ネガティブなこと話す」であったり、「分からない時には分からないと言うことが大切ですよね」なのだ。しかし、実社会の特に営業的な場ではこうした技術者のあり方はなかなか受け入れられない。何を隠そう昔それで失敗したことがある。あるソフトウェアがあって、それには当然ながら得意分野と不得意な分野がある。しかしながら、その不得意な部分を明示するのは営業的にもユーザーからも嫌がられる事が多い。私は何でもできると称する物はは何事にも中途半端な物だと思っているが、どうやら世間的にはその「何でもできる」ほうの受けが良いらしい。更にはまだ実現されていないものまでも商売のネタにしたり、商売敵を蹴落とす材料にしたりする。いわゆるベーパーウェアだ。

それはともかく、もう「理系美少女・リスタートちゃん」に会えないのは寂しいことである。

Posted by masato at 12:15 AM
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