Mon 09/22, 2003

小樽観光ツーリング [Misc. ]

20030922-map有給休暇で小樽観光。隣町である小樽のことをほとんど何も知らない。知らないついでに全く足を踏み入れたことのない地区を回ってみた。5号線で市街地に入る前に山側に逸れ、銀鱗荘、宗圓寺、天狗山、忍路と言う修学旅行のような史跡巡りコース。帯広に生まれ札幌に暮らす身には、山の急な斜面に家が立ち並んでいること自体が驚異である。

銀鱗荘は小樽の港を一望する潮見台にあるかつての鰊御殿である建物をで現在は割烹旅館とカフェレストランになっている。高級な雰囲気が漂っていて二輪車ツーリングの薄汚れた格好で入るのは躊躇われる。幸いにしてカフェも開店前だったため、建物と港の眺望を楽しむだけとした。

rakan五百羅漢の寺として知られる曹洞宗、月浦山宗圓寺。建物自体は割と最近のものであまりお寺らしくもないが、中に安置された 515 の羅漢像はやはり圧巻だ。ほとんどが坐像で階段に置くと丁度良い。大仏(丈六釈迦如来坐像)の左側に並べられたものが特に表情豊かだ。

天狗山は冬はスキー場になる。山頂へはロープウェイ、2km 程の登山道、北西側を回る車道がある。

市街地を通る 5 号線を避けて小樽環状線、通称フルーツ街道を余市方面に向かうと忍路(おしょろ)周辺にいくつかの環状列石遺跡がある。訪れたのは忍路環状列石、地鎮山巨石記念物、西崎山の 3 箇所。これらは縄文時代のもので墳墓であるらしい。この辺りは鰊漁で栄えた地であるが、遥かな縄文の昔からも豊かな地であったのだろう。

忍路港そばにあるレストラン、ハンマーヘッド(撞木鮫)で遅めの昼食。シーフードのトマトソーススパゲティ。綺麗な海を眼前にして、とてものどかで良い場所だ。御主人は札幌からここに通っているとのこと。冬は大変で今年は水道凍結のために休業せざるを得なかったそうだ。

そうこうしている間に陽が傾きかけてきたので寒くならないうちに帰路に付く。この時期、陽が翳ると途端に寒くなるのだ。二輪車でのツーリングは遠出がきつくなる。延べ走行距離約140km、所要6時間。

Posted by masato at 05:25 PM
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