当サイトで MovableType を導入する前にこんなタイトルで記事を書いた(Photograph on the web)。ベラルーシ製の円周魚眼レンズ MC PELENG の紹介をしているのだけど、最近になってある方からメールをいただいた。
このレンズは焦点距離 8mm の円周魚眼でフィルムに記録される像は少しばかり欠けた円になる。イメージサークルがシャッター開口部の短辺の長さ 24mm を若干超えるのだろう。一般に写真レンズのイメージサークルは大きいほうが良しとされるが、この円周魚眼レンズに限ってはフィルム面に収まっていたほうがいいかもしれない。私は個人輸入で購入したが、現在国内で販売している笠井トレーディングの製品紹介によると「注:視野率100%のカメラ以外ではファインダー内の像は上下が若干欠けて見えますが、フィルム上での欠けは発生しません」とされている。彼の国のことだから個体差も大きいのかもしれない。で、このメールをくれた方はカメラのシャッター開口部を削って広げる改造をされたそうだ。カメラによってはフィルムガイドレールを削ることにもなりかねないので注意が必要だ。私はさすがにそこまでは踏み切れない。
写真はいざと言うときに頼りになる Canon New F-1 に M42 マウントアダプタを介して件の PELENG を取り付けたもの。
[2006.05.28] 例えば Sigma の 8mm F4 DX DG Circular Fisheye では円形画像になるようだが、これに付属しているレンズキャップは凸面になった第一レンズに当たらないようにするため、短いレンズフードと組み合わせて使用するようになっている。このフードを使えば円形の範囲が狭くなって綺麗に収まる。
Posted by masato at 09:59 PM面白そうなレンズですね。笠井さんで\36,000-なら遊びで買っても良さそうなお値段。資金に余裕ができたらLXかF3に付けて遊んでみたいです。さすがにEMだと本体が小さすぎるかも(笑)
Posted by: まのん at 05/24, 2006 10:13 PM魚眼は面白いですよ。わんこやにゃんこの魚眼デフォルメ写真が流行ったりしてましたね。
ただ、8mm円周魚眼より、16mm対角魚眼のほうが使いやすいかと思います。
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