Thu 07/06, 2006

MT-3.3 [Site info. and blog ]

先日、Six Apart から Movable Type 3.3ja がリリースされた。これを機にサーバを一新しようと準備中だ。

ハードウェアには最近多く出回るようになった TOSHIBA EQUIUM S5000。コンパクトな筐体で電源は外付 AC アダプタになっており、省電力+静穏性も期待できる。CPU は Pentium3 866MHz、メモリ 192MBytes で今となっては非力は否めないが、現在の Gateway E-1400 に比べれば大進歩だ。思えばジャンクで仕入れたこの E-1400 も 2002 年の夏から 4 年間サーバとして使って、十分に元が取れただろう。E-5000 は恐らくリース明け品が大量に放出されたのだろう。メモリがノート PC でよく使われた PC100 SO-DIMM だったりして、一般には微妙に使いにくいのか、結構安価で、同じようなスペックで通常の中古省スペースデスクトップ PC の価格と変わらない。S5000 シリーズはこの後に CPU などがスペックアップされたものが出ているが、放熱等を考えると厳しいかも知れない。EQUIUM は現在では更に小さくなった S6000 シリーズとして続いている。

OS は使い慣れた FreeBSD の 6.1R だが、5.xR とは微妙に色々と異なっている。/stand ディレクトリがなくなって sysinstall が /usr/sbin に移った。rexecd が無くなったのはセキュリティ向上のためだろうが X サーバでクライアントを動かす時にはセキュアシェル経由にしたりするのはちょっと面倒。emcws で sj3 が具合悪くて、追求するのも面倒だから、emacs + FreeWnn に。マシン特有の問題でインストールに困ることはない。ついでに NetBSD も試してみようか。

MovableType はマニュアルに mod_perl での動かし方まで説明してあって、インストールはさくさく進められる。むしろ、Perl などのオプションパッケージを CPAN から引っ張って make するほうに手間がかかる。ImageMagick は ports で make するより、package を使ったほうが楽だろう。それよりも問題なのはコンテンツの移動で、テンプレートはもとより、Plugin や色々と手を入れたソースをどうするか。2.64 のまま、Version3 に移行していないから、今さらながら億劫になっている。

[2006.07.13]  MT-3.3ja をインストールしたテスト機の動きが何か変だと思っていたら、MT-3.31ja がリリースされている。ささっとアップデート。

マニュアルの mod_perl に関する説明は今ひとつ判り難い。Apache::Registry ではなく、mod_perl ハンドラを使おうと設定すると plugin が機能しない。そこで、アプリケーション・ディレクトリを ScriptAlias で加えると、plugin アプリケーションは CGI として動作してしまう。plugin の性質上、それでも良いのかも知れないが、ここは plugins ディレクトリについてのみ Apache::Registry に設定するのが良さそうだ。コンテンツの移行はもう少し様子を見よう。

Posted by masato at 10:26 PM
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