7/6 に MovableType とサーバー機の更新についてアナウンスしたが、結局 MovableType とコンテンツをそのままにハードウェアだけを入れ替えて試験運用を始めている。MovableType はマニュアル通りにすれば 2.6x からのアップグレードもできるのだろうけど、どうせなら DBMS の変更やら mod_perl 設定の変更やらしたいし、元のスクリプトにちょこちょこ手を入れていたりするので面倒になってしまった。サーバはルータの NAPT(IP マスカレード)機能を使用して割り当てているため、旧サーバとは別のローカル IP アドレスでサーバを構築して動作確認したあとで、ルータの設定を切り替えれば、外部に対してのダウンタイムをほぼゼロにできる。
機械が小型になって騒音も少なくなったが、筐体が結構熱くなるのが気に掛かる。写真のように筐体に熱伝対式の温度センサを貼り付けて測ってみると 40 度近くある。そこで、FreeBSD の最近のリリースで用意されている省電力設定を以下のサイトの記事などを参考におこなってみた。
powerd を -v オプション付で起動してみると負荷状況によって CPU クロックが変動するのがわかる。
# powerd -v idle time < 65%, increasing clock speed from 108 MHz to 325 MHz idle time < 65%, increasing clock speed from 325 MHz to 542 MHz idle time > 90%, decreasing clock speed from 542 MHz to 434 MHz idle time > 90%, decreasing clock speed from 434 MHz to 325 MHz idle time > 90%, decreasing clock speed from 325 MHz to 217 MHz idle time > 90%, decreasing clock speed from 217 MHz to 108 MHz
そのうち、きちんとモニタしてみよう。温度計の表示は変わらない。やはり問題は HDD のほうだな。とは言っても Seagate ST340810A は流体軸受でこそないものの 5400 RPM で十分静かで発熱も少ない部類に入るものだ。やはり小さな筐体に詰め込んであるのが最大の原因か。それにしても mbmon で表示される値が妙に高いような。
# mbmon Temp.= 89.0, 0.0, 0.0; Rot.= 3792, 7584, 0 Vcore = 2.84, 1.22; Volt. = 0.00, 5.50, 4.11, -4.48, -0.11
ついでに Dos 攻撃を受けるセキュリティ・ホールが見つかった sendmail を 8.13.8 にアップグレードする。今回からは portupgrade [Take Labo]を使ってみる。
Posted by masato at 09:03 PM
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