PC サポート(クレーマー編) [Computer and Networking ]

自分で購入した PC についてメーカーにサポートを依頼したことはないが、仕事で使っている今のマシンにはちょっと困っている。一度目は昨年。出勤後、電源を入れるといきなりのエラー画面で BIOS にすら辿り着けない。24時間電話とオンサイト保障があるので連絡して修理して貰った。この時には最初に用意した補修部品では回復せず、改めて一式送ってきた補修部品ととっかえひっかえして直った。データの詰まった HDD は無事で助かった。CPU が飛んだらしいが、こんな予兆のない故障は珍しい。

そしてもうひとつ。実はその修理の少し後から症状は出ていたようなのだが、しばらく顕在化せずにやり過ごしていた事がある。症状はいくつかあるのだけれど、どれも微妙で説明し難い。その中で最も判り易いのが文字化け。日本語フォントの特定の文字が化けてしまう。俗に言われる「フォントキャッシュの破損」の症状に似ていて、フォントキャッシュをクリアして再構築させると一瞬だけ回復する。ハードウェアの診断ツールでは異常は発見されない。HDD をフォーマットして新規インストール直後で再現する。添付の Windows XPPro でなく、2000Pro や 2003Server を入れても同様。サポート担当も困っているだろうが、こちらだって困っている。こうやって再インストールや何やらする手間を考えたら、さっさと捨てて別の機械を買ったほうが余程コストパフォーマンスが良い。

自分ではこのメーカーの機械をもう購入したくないと思っている。でも安価なので知人に薦めてしまったのは内緒だ。

[2006.08.04 続報]
しつこいクレーマーに業を煮やしたのか、サポートが重い腰を上げてくれた。オンサイト保守にやってきたエンジニアは「こんな症状は初めてだ」と驚いていたが、結局 CPU の交換で異常は治まった。これでようやく安心して使える。やはりコンピュータは信頼性が第一だ。