Thu 11/29, 2007

速写ケース [Camera and Photograph ]

SL-35Eその昔、カメラはこのようなケースに入れて使うのが普通であった。前部カバーを取り外す、あるいは開けるだけで撮影可能な状態になるために「速写ケース」と呼ばれる。何時の頃からか、あまり見られなくなってしまったが、このケースにはカメラ保護の他にも重要な機能があるのだ。古いカメラではモルトプレーンと呼ばれる遮光用のスポンジが劣化して、装填したフィルムが感光してしまうことがままある。で、こうした速射ケースに入れておけば多少の光線漏れは大丈夫。なんて事ではいけない。カメラはきちんとメンテナンスしよう。

SALIUT上の写真は Rolleiflex SL-35E + Sonnar 2.8/85。1ピンタイプで開放測光には対応しておらず絞込んで露出を測る。3ピンタイプの2.8/85は無かったかも知れない。下は Kiev Salut + Induster-29 だけど、今日のネタとは関係ない。両方ともにクローム鍍金と黒皮の具合が綺麗なので並べてみた。こちらについては KIEV NOTE の KIEV-88 Series のページに詳しい。ユーザは必見。

Posted by masato at 09:13 PM
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