Fri 11/30, 2007

烏の行水 [Birding & Nature ]

crow.jpg昨年もちらっと紹介した「烏の行水」。写真は今日の北海道大学構内を流れる「サンクシュコトニ川」での様子。ハシブトガラスが多い。念入りに水浴びをすると近くの木の枝に留まり、今度は羽繕いに余念が無い。嘴を拭うような動作も見られる。人が通るのもお構い無しにすっかりリラックスしている。写真左側の芝の上が少しばかり白いのは雪が残っているためで、氷点下の気温ではないものの結構寒い。おそらく水温のほうが高いだろう。もっと寒い時期の雪が降りしきる中でもこの水浴びは観察できる。ここではスズメが水浴びや砂浴びをすることもあるが、カラスが増えてきており、それを見られる機会は少なくなっている。


それはさておき、このところ市街地でもハシブトガラスが勢力を伸ばしているようだ。自宅近くのゴミ収集集積所でもハシボソはハシブトの一団に押されているように見える。それほど争っているようにも見えないが、仲良くしている訳でもない。従来はハシボソが市街地、ハシブトが森と棲み分けられていたが、ハシブトが市街地に進出してきたと言うことだろうか。

Posted by masato at 07:30 PM
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