Sun 03/09, 2008

ATAPI CD-ROM ドライブコントローラ [Electronics ]

ATAPI-CTL

今回の週末工作は以前から作ってみようと思っていた上野智弘さん設計の ATAPI CD-ROM ドライブコントローラ。これは PC 用の CD-ROM ドライブをオーディオ CD プレーヤーとして操作するためのものだ。以前、キットとして頒布されていたようだが、私がそれを知った時には既に終了していた。写真はユニバーサル基板での組立てたものとジャンクの外付け CD-ROM ドライブケースを組み合わせて動作テストをしている様子。カメラのシャッター速度が遅いためにタイムカウンターの秒以下の表示がぶれて写っている。汚い裏面は秘密だ。オリジナルの回路は MCU に AT90S8515P を使っているが、ここでは現時点で秋月電子通商から安価に購入できる AT90S8535 にしてみた。機能的にはほぼ上位コンパチブルだが、ピン配置が異なっているため配線には注意が必要になる。

配線の違いは具体的には次の通り。(2008.05.07 修正)

  • PA3-7: 36-32 → 37-33
  • PC0-7: 21-28 → 22-29
  • VCC:40 → 10
  • GND:20 → 11
  • XTAL1,2:19,18 → 13,12
  • PD0-7:10-17 → 14-21

LCD のコントラスト調整用トリマ(50KΩ)を追加し、リセット IC は省略している(オープン、内部プルアップ)。プログラムは設定を変更しての再アセンブル位は必要かと思っていたが、上野さんが配布されているものそのまま(ver 2.6)で動作した。これで随分前に作った S/PDIF アイソレータが活かせるというもの。

Posted by masato at 05:50 PM
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