Sun 04/13, 2008

7-seg LED with GAINER [Electronics ]

7-seg LEDGAINER I/O モジュールの Matrix LED 用コンフィギュレーション(KONFIGURATION_7)で 7 セグ LED を使ってみた。Gainer の cookbook では KONFIGURATION_6 (dout * 16)での例が紹介されているが、今回の方法では最大 8 個の 7 セグ LED を使うことができる。とりあえず 4 桁分だけ用意した。anxxx* (scanLine) コマンドで 1 桁の LED を制御できるように接続している。手元にあったのがアノードコモンのものだったため、PNP トランジスタでドライブした[回路図(部分)]。このため 0 が点灯で F が消灯になる。例えば '1' を表示するにはコマンド "a0F00FFFFF*" を I/O モジュールに送れば良い。このタイプの 7 セグ LED は着色透明のアクリル板を挟むと視認性が良くなる。

トランジスタを挟んでいるのは、ドライブ能力云々というよりはダイナミック点灯のために論理を反転するのが目的だ。カソードコモンの 7 セグ LED を使う場合にはトランジスタ無しで済み、点灯のためのデータも 0 で消灯、F で点灯となるから、そのほうが簡単で判りやすい。他に I/O モジュールのファームウェアを改造する手もある。写真中で実装されている抵抗値が回路図のものと違うが、あまり気にしないで欲しい。回路図のほうもいい加減でゴメン。ちなみに先日使った Matrix LED は大きめの電流制限抵抗でも十分に明るかった。

今回の回路ではドライブ用にトランジスタを使い、PSoC のポートを Low レベルにして LED を点灯させていて、また各桁が同時に点灯することはないから、シンク電流がトータルで 150 mA を越えないよう、各セグメントあたり 18mA 程度以下に抑えれば良い。100Ω 以上の抵抗を挟めば間違いないだろう。カソードコモンの 7 セグ LED を使ってドライブ用トランジスタを省略する場合には、これよりもソース電流の端子あたり 10mA 制限のほうが問題になる。この制限を越えないようにするには各セグメント 1.25mA まで抑えなければならないから、結構厳しいことになる。

Posted by masato at 09:36 PM
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