写真はアキバ土産の LPCXpresso LPC1768. 当初、USB デバイスの認識が不調だったのだが、ふと思い立って金メッキコネクタのちょっと上等な USB ケーブルに交換したら嘘のように快調になった。デバイス認識に絡むトラブルは結構多いらしく、フォーラムでも問い合わせが見られる。
LPCXpresso LPC1768 は基板の右側がターゲットとなる LPC1768 部で、左半分が LPC-Link というデバッグインターフェースで、こちらを PC につないで開発をおこなう。接続した直後には "USB Device with DFU Capabilities" と認識されるが、この DFU とは "device firmware upgrade" の略で、USB デバイスのファームウェアブートローダのようなものだ。IDE (統合開発環境)からデバッグを開始すると、初回に LPC-Link デバッガ用のファームウェアが DFU を介して送り込まれ、今度は "LPC-Link Debug Probe v1.1" として改めて認識され、ようやくデバッガインターフェースとして機能するようになる。一旦 USB ケーブルを抜くと、また DFU に戻るから、その度にファームウェアのローディングが必要になる。自分でファームウェアを作れば、また違った USB デバイスとして使うことができるから、こちらも試してみたい。
[追記]
どうやら DFU 用のファームウェアには色々謎があるらしい。
[2010.12.30]
FreeRTOS を載せてみた。
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