CEPS! [Artist , Live and Event ]

日付は変わってしまいましたけど今夜は vinnie's bar で CEPS のライブでした。こないだの People Tree 2003 での original flava との共演以来です。実はそれまで両バンドとも碌に知らなかったのですけどね。もうすっかりファンです。今夜は開演直前まで残業で明日も仕事だというＫ野さんを半ば無理矢理誘って出かけました。CEPS は初のソロライブということですが、皆さん色々と場数を踏んでいるのか余裕がありますね。リラックスした感じがナイスです。いろんなハップンも御愛嬌。北二十四条低音組合では勝手に CEPS を応援しています。

一緒に行ったＫ野さんはドラマーで以前一緒にバンドを組んでました。メンバーが欠けたり仕事が忙しくなったりして現在は活動していませんが、こうしてたまに一緒にライブに行くと、またバンドで演りたいねという話になります。そのＫ野さんの談ではベースとキーボードが良いとのこと。ゲストボーカルのクツリンさんもキュートでとても良いと絶賛していました。ドラムセットを見て、「ファンク用のセットだ」とか「Zildjian のロゴが貼ってあるけど シンバルは Sabian ね」とはドラマーならではの視点ですね。私は全く判りませんでした。前半はバスドラの音がちょっと小さめだとも。そう言われてみれば後半のほうが PA のバランスが良くなったように思います。彼は幕間に流れていた CD バージョンの「not enough money」の絶妙にスローなところが気に入っていたようです。でもこのくらいのテンポって演奏は結構キツイんですよね。それはともかくライブでもバラード系のスローな曲があると良かったかも。ほら、昔のディスコでもチークタイムだとかラストに「メリージェーン」なんかが流れるじゃない。すみません、古いっすね。

素人ベース弾きの私としてはベースの Kei 君に注目です。ちょっと上手いベーシストはジャコがどうのとか、やたら音数を増やして弾きまくりがちですけど、それでバンドサウンドを壊しちゃ何にもならない。飛び道具はたまに使ってこそ効果的だし粋ってなもんです。Kei 君の堅実なプレイは実に私好みです。１０代ってホントですか。年齢詐称してませんか。ちなみに私のフェイバリット・ベーシストは以前 Incognito、その後 Jeff Beck とも弾いていた Randy Hope Tayler です。

さて、もうひとつの大注目は矢張りゲストボーカルのクツリン(from original flava)ざます。Ｋ野さんも私の女性ボーカル好きは散々知っているので、成程と思ったことでしょう。original flava の「雨の色」ともう一曲 CEPS のオリジナル曲を歌ってくれました。CEPS で唄モノのオリジナルというのは意外。両方ともいい曲です。ジナフラとは違う CEPS アレンジの「雨の色」がまたなかなかに乙なものです。今日はこの「雨の色」のシングル盤とジナフラの限定ライブ盤も受け取ることができました。売り切れのところわざわざ用意して貰ってクツリンさんには感謝です。