Vinnie's Night [Live and Event ]

今夜の Vinnie's Night、ひじょーに充実してました。The_Mania、☆FLOTT☆は色々と楽しいところを見せてくれるし、Vinnie's 窪田さんのセッションバンド &more と CEPS がもう圧巻。いいモノ聴かせていただきました。

The_Mania、☆FLOTT☆はともにベースプレイヤーがリーダーなんでしょうか。低音組合的にも頼もしい限り。ただ、あまりテクニカルな難しいほうにばかり走るのもどうかとも思います。それは &more での Kei 君の演奏を聴けば納得できるでしょう。彼は昨年までの CEPS のメンバーでしたが、学業その他に専念するためにレギュラーのバンド活動は休止しています。そんな訳で私も久し振りに彼の演奏を聴いて、また一段と腕を上げているのに驚かされました。何気なく地味なラインを弾いていても圧倒的な存在感があります。私もあのように弾けるようになりたいものです。&more ではこれまた久し振りに窪田さんのタイコも聴けたし、20 日に spaon で共演が予定されているギターの佐田さんとサキソフォンの小野さんも入って、とてもハイレベルな演奏でした。

で、トリは CEPS でございます。冒頭で、キーボードの音が PA に行っていないというトラブルがありましたが、先日の MAYBE でのライブよりも音響バランスも良かったです。あのときは CEPS の新しいサウンドにびっくり、というのが先に立ってしまいましたが、今夜改めて「イイ!!」演奏をじっくり堪能させていただきました。ホームステージとも言える Vinnie's での新メンバーでの初ライブとあってか、皆、気合いが入りながらもリラックスした感じ。CEPS は Club/Dance 系の音を狙っているそうで、確かにバスドラムとベースのタイミングを合わせて "Drum'n Bass" 的な重いサウンドです。そうなるとやはり、Atsunori 君のギターがフルアコっちゅーのが弱いんじゃないかな。せめて彼のオリジナル曲の"Out of city" では軽い 16 Beat にしてあげれば、とも思いましたよ。ともかく、これで Shin さんの意図した新しい CEPS の基礎が出来たとして、今後は Shin さん以外のプレイヤーの個性も前面に出てくることによって一層スリリングな CEPS のパフォーマンスが期待できることでしょう。