CD いろいろ [CD review ]

とある事情で CD の購入ペースが落ちています。そんな中でも紹介しそびれていたモノを何枚か。

Midnight Waltz / Cedar Walton Trio

Cedar Walton のオリジナル曲ばかりを収録したアルバムです。これはもう彼のベスト盤と言っても良いでしょう。私の好きな Turquoise が入っていますが、Ojos de Rojo が入っていないのは残念。セクシーなジャケ写で御馴染みの Vinus Records から。彼のソロピアノを楽しみたいなら、HIGH NOTE レーベルから出ている "Underground Memories" をどーぞ。こちらは国内盤ではありません。

ELEVEN / Incognito

タイトル通り、11枚目のスタジオ録音盤なんだとか。オフィシャルサイトには出ていないのですが、日本先行発売なのかな。昨年には札幌公演がありましたけれど、今年の来日ツアーに札幌は含まれていません。残念。

Karmic observation / EKremix

神谷エリさんの新プロジェクト。帯の(発掘・推薦人・渡辺満里奈)っちうのはなんなんでしょ。 それはともかく、現在、Sony CyberShot の Web ページで神谷さんが出演して歌ってもいるクリスマス特別 CF が公開されています。

ところで、最初に採り上げたシダー・ウォルトンですが、最近になって村上某のなんとかって本に書かれていたとかで、人気急上昇なんだとか。そこで紹介されているのは 1975 年の PitInn ですが、同じ頃に同じく East Wind レーベルからは結構沢山出されていて、どれもが佳作です。Art Farmer、渡辺貞夫、笠井紀美子などのリーダーアルバムに参加しています。私のお薦めは Body and Soul (渡辺貞夫・At PitInn)、I didn't know what time it was (笠井紀美子、KIMIKO is HERE)。

[2005.12.27]
件の書籍、「意味が無ければ云々」を書店でちらっとチェックしたところ、巻頭でしかも結構な頁数をシダーウォルトンに割いていて吃驚。