Tue 09/17, 2002

哲学的 [Books ]

いしいひさいち氏の新刊、「現代思想の遭難者達」。現代の若者が「エヴァンゲリオン」で煩悶としているように、かつての若者はハイデカーだマルクスだと侃々諤々としたのだろうか。私の世代はどちら側を向いても中途半端で気迫に欠け情けない事この上ない。

つまらないことで悩んだり落ち込んだりするのは、それなりに豊かな社会にあって余裕があるからかも知れない。人は何のために生きているのか。その明確な答は無い。答を探るのは結構だけど、答が与えられたなら貴方はその通りに生きるのだろうか。殺人がいけないのは何故か。それは人間が社会的動物であるから。社会とのつながりを絶っては生きてゆけないのだ。戦争は異なる社会の衝突とも考えられる。小難しい言葉を吐く連中はこの本のように笑い飛ばしてしまえばいい。

Posted by masato at 12:21 AM
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