Tue 05/06, 2003

芳年妖怪百景 [Art , Books ]

ここ数年来妖怪物の古典を精力的に出版している国書刊行会発行の「芳年妖怪百景」。月岡芳年は幕末から明治に生きた河鍋暁斎と並ぶ最後の浮世絵師と呼ばれる絵師。血みどろ絵で知られているが、これは幽霊ものを集めている。特に巻頭を飾る「幽霊之図」は深い色調で凄みを感じさせる名品。この作品は肉筆画であるが、多くの作品は高度な多色刷りの技法が用いられた非常に美しい浮世絵だ。

妖怪と言えば水木しげる氏だ。この春めでたく境港に記念館がオープンした。

Posted by masato at 10:22 PM
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