Sun 02/05, 2006

空ばかり見ていた [Books ]

空ばかり見ていた / 吉田篤弘
クラフト・エヴィング商會名義ではない吉田篤弘氏の新刊。ここ最近、「78」、「十字路のあるところ」などが立て続けに各社から出版されていて、その人気が伺える。クラフト・エヴィング商會関係の本はどれもすっきりと綺麗な装丁がされていて、「本を所有すること」の悦びを思い出させてくれる。頁を開き、奇妙でもあり、それでいて懐かしいような話を手繰ると、本っていいものだとつくづく想う。

一人暮らしを始めた頃、書棚に本が並んで行くのが嬉しかった。装丁の美しい本はもちろん、安価な文庫や雑誌であってさえもだ。雑誌だって数年分も揃えば立派なコレクションになる。一度手放してしまうと再び入手するのが難しいのは雑誌や漫画の類なのだ。

Posted by masato at 10:20 PM
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