空ばかり見ていた / 吉田篤弘

クラフト・エヴィング商會名義ではない吉田篤弘氏の新刊。ここ最近、「78」、「十字路のあるところ」などが立て続けに各社から出版されていて、その人気が伺える。クラフト・エヴィング商會関係の本はどれもすっきりと綺麗な装丁がされていて、「本を所有すること」の悦びを思い出させてくれる。頁を開き、奇妙でもあり、それでいて懐かしいような話を手繰ると、本っていいものだとつくづく想う。

今日は寒いけどとてもいい天気です。先週もその前も雪がたくさん積もってどこにも連れて行ってもらえませんでしたが、今日は皆で動物園に行きました。まさとおじさんは「やっぱり冬の北海道はこうでなくちゃね」とか言って御機嫌です。

オリンピックでは普段あまり馴染みの無い競技も見られるのが楽しみのひとつになっている。此の頃のデジタル放送ではデータ放送によって色々な記録が流されていることだろうが、ネットの公式サイト[www.torino2006.org]でも競技情報をリアルタイムで配信している。テレビでのライブ放送と同時にこれを見れば出場選手の一覧、出場順、対戦組合せ、画面に映らない選手の順位、等々と更に楽しみが拡がる。それにしてもテレビ、特に商業放送局は競技の放送に時間を割いて欲しいものだ。選手個人の紹介は簡単でいいし、出身地の応援の様子なんかは要らない。競技そのものが最高の番組素材であることを忘れてはいないだろうか。日本人の有力選手が出ていないとか、マイナー競技であるとかは関係ないのだ。

• 今日は何の日
  猫の日なんだそうな。
• Microsoft サイトの不思議
  たとえば MSDN Library のページ。Internet Explorer で見る分には問題ないのだけれど、FireFox で見るとページ左側のインデックス部分が文字化けしてしまう。これはインデックス部分の文字コードが utf8 なのに、それ以外の部分が shift-jis であることによる。極めてマイクロソフト的、なのかな。
• 通勤列車の風景
  札幌市営交通の地下鉄では携帯電話の使用は禁止されているが、JR 北海道ではおおよそ通話のみ禁止。多くの人々が小さな画面を睨んでピコピコしているのには相変わらず違和感がある。このごろはメールよりもゲームをしている人が多いような気も。本を読む人も多数。文庫が多いが、仕事の資料だったり勉強だったり。今日見た人が広げていたのは英語の論文の参考文献一覧風のリスト。ちらっと見たらインターネットの XXX 画像 URL リストだった。

昨日、お知らせに書いた通り、ここしばらく bird.dip.jp のサーバ機(Gateway E-1400) の不調が続いている。電源ファンが異音を発するようになっているのだ。悪い癖で電源オンの稼動状態のままカバーを開けて様子を見たりしているうち、不意に電源が切れて(切って)しまったのだ。このために、/ パーティションに Bad Block が発生し、不調に追い討ちを掛ける結果となってしまった。このため、急遽予備機を予備機を準備して WWW サーバを切り替え、これ以上傷口を広げないうちにバックアップをしている最中だ。このエントリは予備機に書き込まれるため、復旧の際には消える可能性が高い。

とりあえず復旧。電源ファンと HDD を交換した後は OS とアプリケーションのインストールをおこなう。この際 NetBSD に移行しようかとも考えたが、やはり時間をあまり掛けたくないので手慣れた FreeBSD を選択。サーバ機については安定志向なので 5.4R とする。起動用 FD を用意し、ほぼデフォルトでインストール。サーバアプリケーションをいくつか Package あるいは Ports で導入して Web コンテンツをバックアップから復旧する。まだ Kernel の再構成などはしていない。

念願の河鍋暁斎画集を古書で入手することができた。勿体無いので少しずつ見ている。ここ最近ネットでの古書販売で何点か安価に出品されている[いた]が、何処ぞから在庫の放出でもあったのだろうか。それはともかく、機会をみつけて是非河鍋暁斎美術館にも行ってみたいものだ。

近くの駅に貼られている〇〇えもん映画のポスター。なにげなく見過ごしてしまいがちだが、オリジナルと見比べると、あれ？