Mon 08/20, 2007

1,000円NAS [Computer and Networking ]

FreeNAS中古PCショップの改装記念セールに 1,000円 PC があったのを回収。PC リサイクルマーク以前の機械だと処分するのに 3,000 円以上かかったりするが、中古店に持ち込むと運が良ければ只で引き取って貰える。もっと運が良ければ 100円玉が何枚か返ってくるかも知れない。ゴミを金を出してまで増やすなとの声もあるが、拙宅ではそんな機械でも有効活用を心がけている。


NEC Mate PC-MA70H/L
Celeron-700MHz, 128MB-RAM, 30GB-HDD, FDD, CDD, USB, LAN

2001年頃の機械で、元々は Windows 98/2000 がプリインストールされていたらしい。HDD は消去済みだ。実用には微妙なスペックで、もう少しメモリが欲しいところだが、30GB の中古 HDD を購入したと思ってもいいような価格である。昨年までの 4年間、当サイトのサーバ機であった Gateway E-1400 とほぼ同じか、多少上程度だ。引退後は NetBSD と Debian/GNU Linux とのデュアルブートになっている E-1400 を Linux 専用にして、こちらを NetBSD 専用にしようかとも想ったが、とりあえずは FreeNAS を入れて 30GB 1,000円 NAS に仕立ててみる。

で、FreeNAS の ISO イメージを取得し、CD-R に焼いて boot. HDD にインストールしようとすると "ad0: WARNING - WRITE_DMA UDMA ICRC error (retrying request) LBA=xxx" のようなエラーとなる。GParted LiveCD ではフォーマットできるからハードウェアの故障ではなさそうだが、IDE ケーブルに起因することもあるらしい。とりあえずは起動時の設定で DMA を無効(hw.ata.ata_dma="0")にしてみようか。続く…

[続き]
FreeNAS の 0.68 Stable (安定版) iso イメージによる LiveCD ではブート時にオプション設定ができなかったため、0.685b2 の LiveCD を使用してインストールをおこなった。こちらを使用するとブートメニューから "Escape to bootloader prompt" でオプション設定ができるから、ここで hw.ata.ata_dma="0" として boot することで HDD へのインストールができる。ここでは OS と DATA の 2 パーティション設定とした。この場合、WebUI で指定する DATA パーティションは "2" となる。インストール後には再起動する前に、一旦 shell から HDD をマウントし、boot/loader.conf に同様の設定を追加しておく。NIC などは特に設定せずに認識されている。デフォルトの IP アドレスは 192.168.1.250 で、一旦インストールされてしまえば、後はすべてリモートマシンから WebUI で操作できる。この機械の場合はキーボードとマウスも不要だ。電源スイッチで起動とシャットダウンができるし、WebUI は日本語にも対応しているから初期設定さえ済んでしまえば市販のコンシューマー向け NAS BOX 同様に気軽に使用できる。初期設定では表示言語、ネットワークなどや共有ディスクの設定をおこなう。初期状態では CIFS(Windows 共有)、NFS、FTP などは全てオフになっている。

上記のような HDD エラーとなるのは HDD や IDE ケーブルを含むハードウェアや BIOS 設定が関係するらしいが、もう少し調べてみよう。

Posted by masato at 09:32 PM
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