Sun 06/07, 2009

FreeRTOS (LPC2388 基板 5) [Electronics ]

LPC2388_PHY 01 ColdFire 基板で動かした FreeRTOS を LPC2388 基板でも試してみた。Ethernet PHY には @ele 内でお世話になっている方にいただいた DP83848 (National Semiconductor) 基板を使用している。これは元々 MII 接続用のものであるが、LPC2388 は RMII のみサポートであるため、少々改造を施し、KEILMCB2300 評価基板と同等の配線としている。FreeRTOS の方は LPC2368 (with Eclipse and GCC development tools) をほぼそのまま使用した。これは上記の MCB2300 基板のために書かれているため、LPC2388 基板では用意していない LCD ディスプレイのハードウェア操作部分だけをコメントアウトしている。Eclipse を導入しなくとも YAGARTO (Yet Another GNU ARM Toolchain) で make するだけでも十分だ。写真では JTAG I/F (flyswatter) 経由で操作しているが、FlashMagic で書き込んでもいい。

LPC2388_PHY_02LED タスクでは P2_0 - P2_7 をオンオフする。とりあえず P2_0 と P2_1 を引き出して LED の点滅を確認。PHY 基板の表面にピンヘッダを付けて LPC 2388 基板とつないだ。
LPC2388_PHY_03DP83848 と 50MHz 発信器。元々は 25MHz のクリスタルを実装して MII モードで使用するようになっていたものを改造した。
FreeRTOS-01webserver でのタスク状態表示。
FreeRTOS-02同じくネットワークの状態。
FreeRTOS-03ネットワーク接続の状態。
FreeRTOS-04オリジナルの MCB2300 基板では CGI から LED の操作の他、LCD に文字列を表示できる。I/F 誌 LPC2388 基板では全く同じ配線で LCD を接続すると USB 周りと干渉するようだった(要確認)。
次はこれをベースに UART 操作を追加するなどしてみたい。なお、当初使用した OpenOCD 0.1.0 (2009-01-21-21:15) Release だと "Error erasing flash with vFlashErase packet" などのようなエラーが出たりすることがあって Yagarto のサイトで配布されている 0.2.0-in-development (2009-05-23-14:36) svn:1888M にしている。

Posted by masato at 10:40 PM
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