aitendo の極小3桁セグメント液晶 3C8-DIP を Freescale の 8bit マイコン MC9RS08LE4 で動かしてみました。RS08 シリーズは S08 より機能を削減した廉価版で、この LE4 は LCD ドライバ機能がセールスポイントです。コモン端子(バックプレーン)が複数あるセグメント LCD をダイナミックドライブするのには複数の電圧レベルが必要で、通常の GPIO だけで扱うのはちょっと面倒になります。このチップは以前に noritan さんから譲っていただいたもので、RS08LA8 の使用例について詳しい説明が書かれています。LE4 も同じように扱えます。外付け部品は電源のパスコンのみで簡単です。
プログラムは Processor Expert で LCD ピンを割り当てて初期化コードを生成したら、あとは各バックプレーンピン毎にセグメント出力するだけです。テストプログラムでは1秒毎にひたすらカウントアップします。
写真の下に移っているのは以前に @ele で譲っていただいた JM60 版の USBDM です。これは Freescale の各種 MCU に対応したデバッグインターフェースで、プログラムに 12V が必要な RS08 でも使用できます。しばらく使っていなかったらファームウェアのバージョンが上がっていて書き換えに難儀しました。CodeWarrior も Classic 版は 64bit Windows では動かなくて、Eclipse ベースの 10.x になっており、この USBDM も使用できます。USBDM には各種バリエーションがあるのですが、自作されるなら USB ブートローダでファームの書き込みができる JS16 が簡単だと思います。公開されている JS16 版の回路図では RS08 プログラムのための 12V 供給には対応していないので、何らかの工夫が必要になります。通販でも結構安価に出回っています。「電子工作の森」さんで紹介されている JB16 版の OSBDM は以前カマデンで扱っていたようですが、今は無いようです。なお、OSBDM というのは USBDM のかつての呼び方です。USBSPYDER08 は RS08KA2 など RS08 の一部のデバイスには対応していますが、LE4 や LA8 には使えません。また、評価ボードに組み込まれているものは大抵、何らかの制限があってなかなか汎用には使えません。
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