Sun 03/30, 2008

Perl でのリファレンス [Computer and Networking ]

3/28 の記事で何気なく「Perl だったら良かったんだけどね」と書いてから、気になって検証してみた。

#!perl
my $i;
$i = \1; # read-only
${$i}++; # Error!

この例では $i = \1 がリテラルへのリファレンスで read-only だから参照だけする分には問題ないものの、次の行でデリファレンスした値の操作がエラーとなる。

#!perl
my $i;
$$i = 1;
${$i}++; # OK!

ところがこちらのコードだとデリファレンス値の変更も OK だ。なんとなく判ってはいても説明するのは厄介だし、それが正しい Perl の仕様なのかと訊かれると困ってしまう。

山口家の逆襲->perl-解説->リファレンス生成->暗黙のリファレンス生成

二番目の例は「無名スカラー値」と言えるかもしれない。

#!perl
my $i;
{
  my $a = 1;
  $i = \$a;
}
${$i}++;

こちらの記述であれば間違いない。このように局所変数をスコープ外から参照することは C/C++ では誤りだが、Perl では正しいコードだ。「実用 Perl プログラミング」の「1.2.3 無名のメモリ領域へのリファレンス」に説明がある。

# Perl4 ではどーだとかの話はしない。

Perlでは何が定数なのか」 - D-6 [相変わらず根性無し] Daisuke Maki さん Posted by masato at 09:13 PM

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