Tue 06/01, 2004
OS のアップグレード [Computer and Networking ]

当サイトでは FreeBSD のシステムを使用し、ハードウェアの入れ替えなどに合わせて OS も更新している。通常は、新規またはアップグレードインストールをおこなっているが、今回は予備機で cvsup によるアップグレードを試してみた。低スペックのマシンでの作業は結構な時間と手間がかかる。こまめな更新をするつもりが無ければ kernel の再構築程度で間に合わなくなった時点で諦めるほうが賢明かも知れない。

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Wed 06/02, 2004
INTERNET magazine 7 月号 [Computer and Networking ]

INTERNET magazine 7 月号はブログのカスタマイズが特集。レイアウトやスタイルと言うよりもオプショナルな機能追加が中心だ。当サイトはサーバと回線が貧弱だし、ごちゃごちゃしたのは好きではないから、それほど興味が湧かない。強いて挙げれば多くのトラックバックをいただいている Collect Plugin を使った画像表示くらい。

MT 3.0 のリリース記事もある。新しいライセンスではユーザがコードに手を加えることが(それどころか解析すらも)できないから、Perl Hacker の皆様は要注意。そんな事もあってワタシはまだ 3.0 を試してはいない。決して面倒でサボっているとかではない、ことにしておこう。

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Thu 06/03, 2004
BeOS から Zeta へ [Computer and Networking ]

会社の同僚が中古で仕入れた NotePC に BeOS Personal Edition をインストールしているのを見て、私も久し振りに試してみた。Professional Edition や色々と書籍なども購入したものの、開発元の Be 社がぽしゃって以来、コンピューティングの表舞台からは遠ざかっているのは御承知の通り。その後、デバイスのサポートやアプリケーションの供給が進まないこともあって、私自身も BeOS を使わなくなっていた。その BeOS が Zeta [yellow TAB 社] と名前を変えて再び脚光を浴びようとしている。先日、国内のユーザ会である 日本 BeOS ネットワーク (JPBE.net) と現在の開発元である yellow TAB 社代表との会談が催されたとのこと。正式版の登場が待ち遠しい。

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Wed 06/09, 2004
on & off [Misc. ]

先日の /.J三周年記念札幌オフ会で、ほとんどの参加者が「常時ネットにつながって居たい」というような感じであったのに、改めて驚いてしまったのだけど、どちらかと言えば私のようにそうは思わない者が参加するという事が例外なのかもしれない。PC にはあまり詳しくないような友人達も携帯電話の類でメールやインターネットを活用しまくっている。電車に乗れば後生大事に携帯電話を握り締めている者も多い。

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Sun 06/13, 2004
リスに注意 [Birding & Nature ]

awareofsquirrel-t.jpg帯広市内の双葉幼稚園近くにある道路標識。帯広市近郊では時折見かけるが、さすがに熊、鹿の類の注意標識は市街地にはない。十年程前に市の中心部に鹿が出没したと聞いた時にはさすがに吃驚したが、百八十万都市の札幌でも街の真ん中にある北大植物園にキツネが生息していたりするのだ。

午前中に帯広神社で鳥見。木々にはすっかり葉が茂って声はしきりと聴こえるが中々姿が見つからない。境内にはセンダイムシクイ、アオジ、キビタキなど。上空にはアマツバメが舞っている。裏手の帯広川にはマガモ。午後から出かけた十勝川温泉付近で久しぶりにカッコウの声を聴いた。

Wed 06/16, 2004
6/16の日記 [Birding & Nature ]

帯広市内の実家から近郊ドライブ。紫竹ガーデン八千代牧場六花亭・中札内美術村という帯広市南部を巡るコース。

八千代牧場は上士幌にあるナイタイ高原牧場と同様の公共育成牧場。主に成牛になるまでの乳牛を酪農家から預かり、広大な牧草地で放牧している。北海道ならではの景色だ。先日出かけた厚岸方面では海岸に近い耕作に適さない痩せた土地を牧場としているが、こちらは平坦ではないために開墾されていなかった場所を牧場としたらしい。

中札内美術村は菓子で有名な六花亭が運営している。同社はこうしたメセナなどに力を入れ、企業イメージを高めている。森の中にいくつかの美術館が点在し、売店やレストランはそれらとは別に控え目に存在する。まだスズランが咲いていたし、早めのアヤメも見られた。森には野鳥も多く、環境省で準絶滅危惧種に指定されているオオジシギのディスプレイフライトも見られた。

Thu 06/17, 2004
安野光雅・絵本の世界展 [Art ]

北海道立帯広美術館北海道立帯広美術館で「安野光雅・絵本の世界展」を見る。安野氏といえばエッシャー風の「ふしぎなえ」や日本国内から世界各地の「旅の絵本」が有名であるが、こうして多くの作品を一同の下に鑑賞するのは初めてだ。改めてその著作の多さに驚かされる。展示ではそうした絵本類の原画を目の当たりにし、水彩とペンによる緻密な表現を楽しむことができた。なお、3年ほど前には島根県津和野町に「安野光雅美術館」が出来ている。

厚岸・浜中 [Birding & Nature ]

今週初めに厚岸・浜中方面を回ってきた。菖蒲やエゾカンゾウなどの花の見頃には少しばかり早かったが好天にも恵まれて気持ちの良いツーリングが出来た。立ち寄った自然関係の施設を二箇所ばかり紹介しよう。

厚岸水鳥観察館
厚岸湖に注ぐ別寒辺牛川、チライカリベツ川、大別川が交わるあたりにあり、別寒辺牛湿原の野鳥などが観察できる。この時期、水鳥の種類は少なく、タンチョウ、アオサギ、カワアイサなど。近くの高台に置かれた遠隔操作のカメラでのライブ映像が館内と Web で流されている。ゆっくりと時間を取って湿原をカヌーで遊ぶのも楽しそうだ。
霧多布湿原センター
火曜は残念ながら休館。霧多布湿原を北から見下ろす高台にあり、湿原を一望できる。今月下旬から7月中旬にかけてエゾカンゾウが見頃となる。
Mon 06/21, 2004
烏(カラス)の仔 [Birding & Nature ]

昼休みに北海道大学の構内を歩いていると危なっかしい足取りでカラスが飛び跳ねていた。良く見ると成鳥に比べて小さい。カラスの雛だ。北海道は新緑の季節を過ぎて野鳥の子育ての時期だ。烏の仔は雛というには結構大きいので野鳥に馴染みの無い人には区別が付き難いかも知れない。迂闊に近寄ると近くに控えた親鳥に威嚇されてしまう。再整備された構内を流れるサクシュコトニ川ではよく雀が水浴びをしているが、たまには烏の水浴びも見られる。雀のほうは砂浴びをする姿も見ることができる。

Wed 06/23, 2004
ナチュラルフォトシステム [Camera and Photograph ]

nrj1227_th.jpg富士フィルムから「ノンフラッシュ」撮影を基本とする、超高感度・超微粒子の“銀塩ならでは”の新しいフォトシステム「ナチュラルフォト(NP)システム」 NATURA が発表された。スラッシュドット・ジャパンでも話題になっている。

今回の発表では従来からの ISO 1600 の高感度フィルムに加えて f=24mm 1:1.9 という広角で明るいレンズを備えたコンパクトカメラが紹介されている。デジタル全盛の時代にこうした特徴のあるカメラの登場は嬉しい。一眼レフカメラ用の明るい広角レンズはフランジバックの制約からレトロフォーカス方式で大きなものになってしまう。

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Sat 06/26, 2004
北海道の自然と写真 [Birding & Nature ]

faura.jpg昨年秋に創刊された faura が4号を迎えた。「北海道の自然を知る」と題されたこの季刊誌には毎号、美しい北海道の自然が紹介され、人がどう自然と関わっていくかについての記事も興味深い。

この度、北海道新聞社からは「北海道百科」が刊行された。この創刊号は「知床」の特集であるが、こちらは「新・生活文化情報誌」とあるように自然一本で行くわけではなさそうだ。

Sun 06/27, 2004
コンサドーレ札幌 vs サガン鳥栖 [Sports ]

consa-20040627コンサは今日も負けました。大森が先発復帰して元気なところを見せたり、必ずしも駄目駄目な試合ではなかったけれども負けは負け。やはり1-2の呪縛なのか。前節は0-6のぼろ負けだったけど。何連敗なのかももう定かではないが、負けて悲しいと言うより、敗戦に慣れてしまってあまり何も感じない自分が悲しい。

Wed 06/30, 2004
オープンソース雑感 [Computer and Networking ]
[企業はもっと“利用”してみては? 社員のオープンソース・ソフト開発 : 日経ITPro]
「開発」どころか「利用」にも難色を示す組織は少なくない。開発者でもオープンソースを使いたがらない人は結構居て普及を阻む一因にもなっている。これらを積極的に使いたい人とはオープンソース云々以外でも、ソフトウェア開発に対する根本的な考え方が違っているように思えることも多い。現実問題としては一概にどちらが正しいとは言えないから難しい。
[MSバルマーCEO、北海道の“ITフロンティアスピリット”を支援 : ITmedia]
ちょっと見にはたいへん結構なことのようにも受け取れるが、公共の教育機関がここまで一企業の影響を受けるのはよろしくないのではなかろうか。特に Microsoft Certified Associate(MCA) などの資格取得などと言うのは「マイクロソフト学園」化だ。短期的に見れば即戦力の養成に一定の効果があるだろうが、結局は社会的なコストとして高いものについてしまいそうだ。
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