06/ 1, 2004

Hi-MD [Instruments and Gear ]

今月の発売が予告されていた Sony の新しい MD 規格、Hi-MD 対応製品だが、来月に延期されたとのこと。オープンな規格として他社からも製品が発売され、現在の MD がこれにシフトするというのであれば、それなりの普及が期待できるだろうが、Sony 一社だけではそれも難しいだろう。とは言っても現行の MD との上位互換性は保たれているから、Hi-MD メディアの入手が困難になったとしても取りあえずは安心できる。

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06/ 2, 2004

衣替え [Misc. ]

北海道人にはぴんと来ないけれど6月は衣替え。その昔、就職して内地(この言い方からして北海道人丸出し)で暮らしたときには通勤電車内の様子が見事に変わる事にビックリしたものです。それはともかく、このページもちょこっとデザインを変えようかなとテスト。あまり代わり映えしませんが、現在このインデックスページは固定幅になっているのですけど、それも可変に戻そうかと考えています。テストページは更新されませんし、そのうち削除しますから間違ってブックマークしないよう、よろしく。

06/ 3, 2004

新譜色々 [CD review ]

TIMELESS / THE DON FRIEDMAN VIP TRIO
FRIEDMAN と言えば名作 "CIRCLE WALTZ" ですけれど、ここ数年この Eighty-eights レーベルで新作を収録していたのですね。今作はベースにジョン・パティトゥッチ、ドラムにはオマー・ハキムが参加しています。ハキムについては、これまでワイルドな印象を抱いていたのですけれど、こないだのドラム・マガジンでのインタビューといい、このアルバムでのストレートなジャズ・ドラミングといい、また認識を新たにさせていただきました。
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06/ 4, 2004

ピラニー5 at 千歳鶴・酒ミュージアム [Live and Event ]

ピラニー5 は前に見た30分1バンドからキーボードが抜けて、ドラムの代わりにパーカッションという大人しめの編成。今回はピラニアンカフェのマスターでありギタリストの菅瀬さんがリーダーでこういうグループ名となっています。ベースの気持ちは良く判る、とは「吉祥」を試飲して御機嫌な bandc 先生の評。ワタシは酒粕ソフトが品切れで残念。それはともかく、パーカッション、特にカホンにマイクを仕込んで、ボーカルは PA の音量を抑えたほうがバランスが良かったかと思います。しっとりと歌われた "My favorite things" がグッドでございました。日本語詞の曲も是非よろしく。

06/ 5, 2004

MAOCHICA at PENNY LANE 24 [Live and Event ]

週末ライブ特集、第二弾は MAOCHICA at PENNY LANE 24。オープニング・アクトには Water colors と original flava が登場。Water colors の Web サイトは見つからなかったのですが、この人達ではなくて、女性 Vo (Piano) と wood bass (guitar) のデュオでした。大変お上手ですが、ワタシは張り上げるような歌声がちょいと苦手。

original flava、この編成では先月7日に千歳鶴・酒ミュージアムでのライブがありましたが、それから CEPS と組んで派手なサウンドを聴かせてくれたり、裕一さんは Latte のライブツアーがようやく終わったりと、なんだか随分久し振りのような感じ。PA のしっかりした処で聴くアコースティック編成は改めて良いです。裕一さんの叩くカホンの技も真正面からよぉく見えました。

メインの MAOCHICA さんはピアノデュオ。初めて聴きました。楽曲の完成度も演奏も見事でした。見事過ぎてライブで聴かなくともいいんじゃないかと思えるくらい。こういったステージよりも、それこそ川辺のカフェなんかで、ぼぉっとまどろみながら聴くと、きっと幸せな気分になれることでしょう。アンコール前の「ディフィカルトなんとか」って曲は別に難解でもないけれど、きっとコアなファン以外にはあまり面白くないです。二部の頭くらいに入れたほうが良かったのではないでしょうか。後ろの席の方はそのようなファンだということがよく判るリアクションでした。

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06/ 6, 2004

6月のジェリコセッション [Misc. ]

今日は北大が学校祭だとかで、ちょっとリラックスした雰囲気の中でのジェリコセッション。今日はベースが私一人で大変でした。私よりも、むしろ下手っぴに否応無く付き合わされる羽目になった参加の皆さん、ごめんなさい。

お帰り!ぶちょー!三変化!? [Live and Event ]

ジェリコセッションの後はその足で中の島の YAMAHA MuseCLUB へ。KAZAMA BAND などで御馴染み、ベースの森勝則さんが札幌に戻ったのを記念するスペシャルライブです。その森「ぶちょー」さんが参加する4バンドが集結。

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06/ 7, 2004

秋吉敏子・私のジャズ物語 [Artist ]

NHK 教育テレビで今夜から「人間講座 私のジャズ物語」として、私の尊敬する秋吉敏子さんが、自らその人生を語るという番組が始まりました。このような番組はこれまでにも幾度かありました。昨年のビッグバンド解散は残念ではありましたけれど、ここに至って改めて評価が高まっています。その作曲の才能は娘さんである MONDAY 満ちるさんに引き継がれているようにも思います。

06/10, 2004

小野健吾トリオ at Spaon [Live and Event ]

昨夜はワールドカップ・サッカーのアジア地区予選。インドと対戦して 7-0 の圧勝。ここまでワンサイドになってしまうと却ってつまらんですな。テレビ観戦を終えてバイクで南郷7丁目の Spaon へ Go! 到着したのは一部の最後で Neima を演奏しているところでした。先月にも小野健吾さんのグループを同じく Spaon で聴いているのですが、その時とはがらりと変わって小野さんのテナーサックスにピアノとWベースのトリオ編成。それに加えてノートPCを使っての打ち込みリズムセクションが入っていたりします。そしてなんと言っても注目は小田島さんのWベースでのプレイです。

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06/12, 2004

Liquid 3 at 千歳鶴 [Live and Event ]

酒も呑めないのにすっかりお馴染みになった千歳鶴・酒ミュージアム。昨夜は Liquid3。 町田拓哉(Gu) 福由樹子(Pf) 佐々木和徳(Per)の三人にゲスト、大西慶人(Ba)。バンドのサウンドはとても場所にマッチしています。ゲストを含めて各々音楽のバックグラウンドが違うのか一体感というよりもジャズセッションのような緊迫感が前面に出ているような。それを面白いと見るか、ヘンと見るかは聴く人次第でしょうか。ピアノの福さんはこの日で卒業ということで多くのファンが訪れ、演奏後には花束贈呈があったりもしました。後任の紹介はありませんでしたけれど、Yさん情報によるとIさんなんだとか。

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06/19, 2004

Special Live Party Vol.3 [Live and Event ]

MissFerry 主催の Special Live Party。昨年11月のライブ以来でしょうか。今回は Spicy Hot JAM 2004 in EL MANGO と題されています。出演は前回と同じkokoroyaと、CEPS に代わって SOUP。場所は南7西3 EL MANGO、サルサが売りのクラブだそうです。踊りも教えてくれるらしいぞ。

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06/22, 2004

奥村愛子・蝶 [CD review ]

どーも、地味に受けているかも知れない CD レビューのコーナーです。今日の御紹介はお待ちかね奥村愛子のセカンド大入りシングル的ミニアルバム「蝶」でございます。先月購入の3枚と言い、この手の昭和歌謡的なサウンドがブームのようですね。先日実家に帰った際に CATV の音楽チャンネルをぼけらっと眺めていたら Umekichi の「買物ブギー」がしきりと流れていました。こうした中では一番のお気に入りがこの奥村愛子です。あ、小島麻由美はちょっと別格かな。スカパラなんかが好きな方には Umekichi のほうが受けそうです。倉橋ヨエコもいいけれどちょっと癖が強いから一般的には薦めにくいかも。

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06/26, 2004

フュージョンナイト!! [Live and Event ]

今夜は狸小路1丁目の楽器店 BIGBOSS の上にある S-100 ホールで「フュージョンナイト!!」。出演はゆういちさんの Vivid Cakes を含む4バンド。Vivid Cakes のライブは cafe tone で何度か(2004.2.27, 1.25, 2003.12.27)聴いていましたが、やはりこうしたホールのほうがずっと良いです。木原さんは今日はアコピではなくてシンセでしたが、同じ曲でも随分違ってより勢いが感じられます。ゆういちさんも思い切り叩きまくっています。こういった対バン形式のライブだと力量の差が歴然としてちょっと反則かも。ベースの平野さんは相変わらずブリブリとした太いサウンドでボトムを支えています。更に今夜はゲストで寺西さんが参加されていまして、これがまたレギュラーメンバーのように見事にマッチ。他のバンドで結構一緒に演奏されていますものね。と言う訳で改めて Vivid Cakes を見直すことができました。

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06/30, 2004

上々颱風アーカイブス [Artist ]

上々颱風上々颱風は結成 25 年にもなるのですね。メジャーデビューは 1990 年で、私が知ったのもその頃です。出来たばかりの五番館赤レンガホールでのイベントには行きそびれて悔しい思いをしたものです。それはともかく、彼らのデビュー前の貴重な音源が上々颱風アーカイブスとして登場します。ファンの方もそうでない方も今すぐチェックすべし。

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