初雪に続いて初積雪。と言っても数 cm 程度なので一日経てば融けて無くなる位のもの。一昨年などのように 10 月中にいきなり数 10cm の積雪は流石に堪ったものではない。札幌は日本海側に位置するので冬季間は曇りがちの日が多く、さほど寒くない代わりに雪も多い。生まれ育ったのが国内で有数の日照時間の多い地域なので、曇天続きの冬の札幌は甚だ憂鬱だ。
雪が積もると二輪車に乗られなくなる。郵便配達をはじめ、スパイクタイヤで走り回る強者も居るが私は軟弱者だ。北海道では二輪車の冬季保管サービスがある。放っておくと雪に埋もれてしまうし、油断するとラジエター内の冷却水が凍って破裂することにもなりかねない。車庫の無いアパート住まいでは、このサービスに頼ることになる。預けるまでに軽く走り納めと行きたいところであるが、流石に林道までは無理か。
MotoGP は今日(11/3)のバレンシアで最終戦。バロスがロッシを僅差で抑えて優勝。バロスは 4 storoke に乗り換えてからは絶好調だ。来シーズンは各メーカーとも 4 storoke がメインとなるだろうから、今期早々と年間優勝を決めたロッシもうかうかとはしていられないだろう。もう少し 2 storoke との差が少なければもっとレースを楽しめたかもしれない。
ベテランの原田哲也はこのレースで引退。HONDA に移籍しての活躍が期待されたのだが、不本意なレースが続いていた。このまま終わってしまうのはとても残念だ。125cc クラスでも上田の引退が噂されている。宇井、東も揮わなかったのが残念。
ついに恐れていた事故を起こしてしまった。ノート PC (Panasonic CF-S22)にお茶をぶちまけてしまったのである。しかし、こんな時こそ慌てず騒がず冷静に対処せねばなるまい。
1. 即座に電源 OFF。バッテリーを外す。
2. 逆さにして排水。しかる後キーボードとカバーを外して水分を拭き取り、ドライヤー乾燥。
3. トラックボール部分なども外して吸水、乾燥。
4. HDD は水を被っていなさそうなので、別のマシンに取り付けて動作確認。OK.
5. 十分乾燥していることを黙視確認。ここで焦りは禁物。
6. キーボードと HDD を外したまま外部キーボードをつないで動作確認。OK.
7. HDD を戻して起動確認。OK.
8. キーボードをつないで動作確認。NG. 接触不良があるようだ。
9. 更に乾燥。一晩放置。
10. 翌朝、起動、動作確認。OK
という事でなんとか復旧できた。めでたし。
この頃のコンピュータウィルス(ここではワームも含めてウィルスと呼ぶ)は随分巧妙になってきており、差出人の(From)メールアドレスを偽装していることが多い。発信元の特定を難しくしているのだ。spam も同様で、偽装も特定のアドレスのみを使うのではなく、適当に選んで使いまわしている。特定のアドレスを使うと配送エラーのリターンメールや苦情がそこに集中し、その結果として発信元特定のアクション、つまりウィルスを退治するための行動を引き起こすことになる。しかし、差出人が偽装されているということが判っていると、一々そこに苦情を送るということもしなくなる。さらに感染されたマシンで壊滅的な破壊活動や異常な負荷を発生しないために利用者が気が付かないことも多い。つまりウィルスは生き残ることができる訳だ。
more...今夜の NHK の番組「クローズアップ現代」で、かねてから気になっていた現代の図書館の在り方について取り上げられていた。ちなみに国谷さんは知性を感じさせる数少ないキャスターの一人で非常に好感が持てる。
現状として以上のような事が紹介された。しかし、この数値は異常だ。作家や出版社が異議を唱えるのはもっともである。そして、これからの図書館の在り方として次のような提言がなされた。
more...サーバ機の ipfw で ping を通す設定を追加。
ipfw add allow icmp from 192.168.1.0/24 to any
ipfw add allow icmp from any to 192.168.1.0/24 icmptype 0,3,11
外からのパケットは通さなくてもいいか。第一、フィルタリングはルータで行なっているし、NAT だから外からの ICMP は届かない。サーバ機でまでする必要はないのだが、コンシューマ用のルータでは色々と細かい設定はできないこともあるので念の為。万一、LAN 内のクライアントがウィルスなどにやられていた場合の検出という意味もある。
IBM の PCMCIA 接続ポータブル HDD Travelstar E。8GB と 10GB の2種類があり、USB 接続キットが附属しているものもあるようだ。8GB のドライブは DYLA-28100。確か、以前の Apple PowerBook に使われていたアレだ。IDE 2.5" だが、厚さが 17mm なので、内蔵ドライブを取り出して他に使おうという方は御注意。
こちらは Century の CDRW 4220。ジャンク品でケースだけを購入したため詳細は不明。一般的なノートPC 用 CD-ROM ドライブが収まる。これまたジャンクで仕入れた TEAC の CD-224EB を入れてみた。実は上の Travelstar E 用の接続ケーブルが使用できる。とりあえず、外部電源も不要だ。例によって、この文章の記述は無保証なので試行は自己責任でよろしく。
ちなみに ViPowER の SmartCable シリーズの IDE コネクタも同形状であるが互換性はなかった。
北海道新聞でも伝えられたように、この訴訟は原告側の一部勝訴となった。知人が原告の一人だったので興味を持って成り行きを見ていた。要は対個人の問題を対団体の問題に摩り替えてはいけないという至極当たり前のことだ。団体になると得てして悪質な行動に出る輩も多いようではあるが。ところで「入れ墨の方、お断り」の看板も撤去されるのだろうか。
今更ではあるが、携帯電話を所有することになった。幸い、仕事で外回りが多い訳ではないので、社用品を持たされることもなく済んでいたのだが、友人共が「お前は仕事中以外、連絡が付かんのはどうしたものか」と言い立てるもので遂に観念した。取りあえず最低限の使い方を調べ、基本的に常時マナーモードにしておく。着信があれば、こちらから掛け直せばいいのだ。ゴメンよ、皆。
我らがコンサドーレ札幌は札幌ドームに名古屋グランパスエイトを迎えてのセカンドステージ第13節を勝利した。札幌には珍しくセットプレイからの得点で札幌ドームで初の連勝である。名古屋は今期4勝しかできていない札幌に2勝を献上するという非常に格好の悪い敗北となった。ウェズレイの欠場が響いたのだろうか。磐田は別として強力外国人頼みのチームが多いのがJリーグの現実だ。それは資金力の差がそのまま成績にもつながるということでもある。昨年のウィル、一昨年のエメルソンらの活躍は、言わば宝くじに当たったようなものだ。
昨日J1へ昇格を決めたセレッソ大阪も、昨年J2降格決定後は何かが吹っ切れたように勝ち続けたりしていた。1年での復帰云々はともかく、来年へつながるような実のある試合を最終節まで続けて欲しい。
以前、札幌での展覧会の際の写真を紹介したことがある人形作家の恋月姫さんのサイトから新しいメーリングリストの案内が届いた。また、来月14日から24日に行なわれるドールイベントスペース「マリアクローチェ」での「聖なる血・展」に作品が出展されるとのこと。詳しくは公式サイト「Chateau de Lune (http://www.koitsukihime-doll.net/)」を参照されたし。
自宅から程遠くない処に「夢の屋」というマンガ専門の昨今では珍しい貸し本屋があった。店主は北海道新聞の夕刊にコラムを書いていたこともあり、札幌市内では知っている方も多いかと思う。「あった」というのは先月で店舗を閉めたからだ。今後はネット上の古書店として続けて行くのだとか。私自身はレンタルを好まないので利用したことはないのだが、こうした店が無くなるのは残念な事である。先日紹介した現在の図書館の在り方でのことや、大規模マンガ喫茶の流行、利用者のモラル云々と営業が大変であったろう事は想像に難くない。何時の日か復活を期待したいが、利用したことのない者の発言では愚にもつかないか。
ここ数日に降った雪で札幌市内は一面の銀世界だ。昨日からは市の中心部で恒例のホワイトイルミネーションも始まっている。判りにくいとは思うが写真は近所の公園に残った烏の足跡。飛び立つ時に広げた羽根の跡が残っているのが面白い。
歴史の浅い北海道、と言うとアイヌの方々(アイヌというのは人という意味なのでこれも変な言い回しだ)に申し訳ないが、その地に生まれ育ったせいなのか、日本の歴史的建造物や美術にはとても関心を抱いている。念のために付け加えておくと、アイヌ文化の遺産が少ないのは和人の侵略による理由はもちろんだが、彼らの自然と融合したようなライフスタイルが、そういったものを有形のものとして残すことにあまり執着していなかったのではないか、と私は考えている。これも素人考えに過ぎないが、文字を持たなかったというのも、あるいはその辺りから来ているのではないだろうか。
それはさておき、橋本治氏の新刊は芸術新潮の連載をまとめた「ひらがな日本美術史4」である。いつもながらの橋本調で例えば「俵屋宗達は日本最高の画家であると思う」と結論付けておいてから実に丁寧に、繰り返し解説してくれるのである。展覧会などでの解説を見ても彼のように本質を突いた説明をしてくれるものは他にない。アートは理屈よりも感性だという信条ではあるが、そういうことを抜きにしてしまう説得力がある。お蔭様で私のような凡俗でもそれらの真髄に迫ることができる。できるような気がするのだ。
吉野朔美「お父さんは時代小説が大好き」。私も池波正太郎は大好きだ。それはともかく、「本の雑誌」の連載をまとめたものが文庫化された。既に吉野朔実劇場として「お母さんは『赤毛のアン』が大好き」、「弟の家には本棚がない」が刊行されている。文庫化はまだであるが。気軽に読める書評マンガであるが、「本の雑誌」だけあって取り上げている本の選択はなかなかに渋いところを突いている。単なる書評でなく、「どう読む、どう楽しむ」という本との付き合い方が面白い。「今も昔もやらなきゃならない事がある時の読書は楽しい」。まったくもってその通り。一般的には逃避行動と呼ばれるようではあるが。
不精、短気、傲慢。これはプログラミング言語 Perl のキャッチフレーズで「三大美徳」と称されている。サラリーマンプログラマである私は主にこの Perl と C/C++ を使っている。私が Perl を使う理由はこの三大美徳に集約されている。なんと言っても Web や DB アプリケーションについての開発効率が良い。十分に枯れた処理系であるので要らん事に気を使う必要がほとんど無い。多様な目的のためのパッケージが山のようにある。Perl5 以降は OO 的な記述ができるので多少入り組んだデータ構造も難なく扱える。言語的には Ruby 辺りのほうが洗練されているし、Java をどーのという声もある。新技術の勉強は必要であるが、採用には製品の評価とメンテナンスにその分だけコストが上積みされることを考えると、どうしても慎重になってしまう。実験あるいは趣味と実用は別だ。私はある方面では非常に保守的な人間なのだ。
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